2.3.4 SMTPサーバー構成
SMTPサーバー構成を使用して、SMTPプロトコルを介して電子メールを送信するときのSMTPサーバーを識別できます。通常、SMTPサーバーを識別するSMTPサーバー構成は1つだけです。
SEND_MAILという標準のアクティビティが用意され、電子メールを送信できます。この標準アクティビティは、SMTPサーバー構成の情報を使用して使用する電子メールサーバーを識別します。
[ID] |
構成を一意に識別するID |
[記述] |
構成の説明 |
[状態] |
アクティブまたは非アクティブ。非アクティブな構成は処理シーケンスで使用できません。非アクティブな構成を使用しようとすると、用意されたアクティビティがエラーで終了します。 |
[SMTPサーバー] |
SMTPメールサーバーのIPアドレスまたはドメイン名。この値は必須です。 |
[SMTPサーバー ユーザー プロファイル] |
任意。SMTPサーバーにログインするためのユーザー・プロファイルの名前 |
[SMTPサーバー パスワード] |
任意。SMTPサーバーにログインするためのパスワード |
[TCP/IP ポート] |
任意。省略値はポート25です。(セキュア接続の場合は465) |
[セキュア接続を使用 (SSL)] |
[はい]または[いいえ]。[はい]を指定すると、LNASA Composerはセキュア接続(SSL)を使用して指定のSMTPメールサーバーに接続を行います。 |
[メールドメイン] |
任意。SMTP HELOサブコマンドが発行するメール・ドメイン |
[本文と件名の文字セット] |
任意。本文テキストと件名の文字セットのエンコーディング |
[署名者] |
任意。2つのコンポーネントname:passwordから構成されます。 これらの値をキーワードとして使用し、LANSA IntegratorのSMTPMailServiceプロパティ・ファイルの項目を識別します。 X509証明書ファイルは、signer.certificate.{name}プロパティから取得されます。 PKCS8キーストア・ファイルは、signer.keystore.{name}プロパティから取得されます。パスワードとしてキーストア・パスワードを使用します。 この値の使用・構成についての詳細は『LANSA Integratorガイド』のSMTPMailService、SENDコマンドを参照してください。 |
[暗号化アルゴリズム] |
任意。*DES、*DES-EDE3、*RC2- 40、*RC2S-64または*RC2-128 この値の使用・構成についての詳細は『LANSA Integratorガイド』のSMTPMailService、SENDコマンドを参照してください。 |
注: テストボタンを使用してサーバー構成のテストが可能です。検査されるパラメータは次の通りです: SMTPサーバー、SMTPサーバー・ユーザー、SMTPサーバー・パスワード、TCP/IPポート、セキュア接続を使用(SSL) 、メールドメイン