MSGQ_SEND

LANSA Composer

MSGQ_SEND


このアクティビティはIBM i サーバーのメッセージ待ち行列からのメッセージを送信します。IBM i サーバーでのみサポートされます。

指定のメッセージ待ち行列にメッセージを受信するMSGQ_RECEIVE アクティビティも参照してください。

このアクティビティを利用して即座のメッセージや事前定義のメッセージを送信できます。

即座のメッセージというのは、実行時にメッセージ・テキスト全体が提供されるメッセージです。即座のメッセージを送るには、MSGパラメータ値にメッセージ・テキストを指定します。MSGパラメータが指定されると、MSGID、MSGF、MSGFLIBやMSGDTAパラメータの値は無視されます。

事前定義のメッセージは、メッセージ・ファイル内の、メッセージにテキストを提供するメッセージ記述を使用します。事前定義のメッセージを送る場合、MSGパラメータは指定せずに、MSGIDパラメータのメッセージ識別子を指定して、MSGFパラメータでメッセージ記述が含まれるメッセージ・ファイルを(必要な場合はMSGFLIBも)指定してください。事前定義のメッセージを利用する際は、メッセージ代替値を使用するよう定義されているメッセージの場合は、MSGDTAパラメータを使ってメッセージ代替値を提供することもできます。

このメッセージは常にメッセージ・タイプ*INFOで送信されます。

このアクティビティが依存するオペレーティング・システムの機能についての情報は、IBM i のドキュメント内のメッセージ待ち行列、メッセージ記述、メッセージ・ファイルを参照してください。

INPUTパラメータ:

TOMSGQ :必須

メッセージを送信するメッセージ待ち行列の名前を指定します。

TOMSGQLIB :任意

メッセージ待ち行列を含むライブラリ名を指定します。指定されない場合の省略値は*LIBLで、ライブラリ・リストが指定のメッセージ待ち行列を検索するために使用されます。

MSG :任意

即座のメッセージのメッセージ・テキストを指定します。このパラメータでメッセージ・テキストが指定されると、MSGID、MSGF、MSGFLIBやMSGDTAパラメータに指定されたいずれの値も無視されます。

MSGID :任意

MSGFパラメータに指定されたメッセージ・ファイル内の事前定義メッセージ記述のメッセージ識別子を指定します。例えば、CPF9898はIBM i オペレーティング・システムのメッセージ・ファイルQCPFMSGで提供される多目的メッセージ記述用のメッセージ識別子です。この値は、即座のメッセージ・テキストがMSGパラメータに指定されている場合は無視されます。

MSGF :任意

MSGIDパラメータで識別される事前定義メッセージ記述を含むメッセージ・ファイル名を指定します。例えばQCPFMSGはIBM i オペレーティング・システムで提供されるメッセージ・ファイル名です。ただし、独自のメッセージ・ファイルを使用することも可能です。この値は、即座のメッセージ・テキストがMSGパラメータに指定されている場合は無視されます。

MSGFLIB :任意

MSGFパラメータに指定されたメッセージ・ファイルを含むライブラリ名を指定します。指定されない場合の省略値は*LIBLで、ライブラリ・リストが指定のメッセージ待ち行列を検索するために使用されます。この値は、即座のメッセージ・テキストがMSGパラメータに指定されている場合は無視されます。

MSGDTA :任意

事前定義のメッセージを利用する際、事前定義メッセージ内のメッセージ・データ・フィールドとして使用される、1つまたはそれ以上の代替値を含むストリングを、このパラメータに指定できます。この値は、即座のメッセージ・テキストがMSGパラメータに指定されている場合は無視されます。

OUTPUTパラメータ:

OUTPUTパラメータはありません。