データベース接続コンポーネントとドライバー
変換マップにデータベース・コンポーネントを挿入する際には、クライアント・ワークステーションにADOまたはODBCデータベース接続コンポーネントがインストールされている必要があります。マッピング・ツールでマップを定義して、マッピング・ツールでマップを実行してテストする場合は、データベース接続としてADOまたはODBCデータベース・コネクターを選択して使用します。
LANSA Composerの処理シーケンス内でマップを実行する場合は、LANSA Composerサーバー・コンピュータにインストールされたJDBCデータベース接続コンポーネントをマップが使用します。JDBCデータベース接続の詳細は、データベース構成によって提供されます。
ADOやODBC (クライアント側)またはJDBC (サーバー側)データベース接続コンポーネントのいずれも、LANSA Composerには用意されていません。LANSA Composerでこれらのコンポーネントを使用するには、自分で入手してインストールする必要があります。通常は、データベース・ソフトウェア・ベンダーがこれらのコンポーネントを提供します。
多くのベンダーが必要なドライバーをインストールCDに収録して提供しています。ベンダーのWebサイトからダウンロードすることもできます。通常、ドライバーは無料です。ほとんどのデータベースの場合、データベースと正確に同じバージョンのドライバーを使用する必要があります。したがって、接続するデータベースに応じた正しいバージョンとタイプのドライバーにアクセスできることを確認する必要があります。これは、ベンダーのWebサイトで確認するのが最適です。
以下のようなサイトも役立ちます。
注: 多くのデータベースの場合、ドライバーをサード・パーティーから入手することもできます。
IBM Toolbox for JavaにはIBM i 用に2つのJDBCドライバーが同梱されており、これを使用してDB2データにアクセスできます。
· IBM Toolbox for Java JDBCドライバー - これはタイプ4ドライバーで、データベース・ホスト・サーバーへ直接ソケット接続します。
· IBM Developer Kit for Java JDBCドライバー - これはタイプ2ドライバーで、SQL CLI (Client Level Interface:クライアント・レベル・インターフェース)のネイティブ・メソッド呼び出しを行います。
JDBCドライバー・コンポーネントは、LANSA Integratorインスタンスのjarディレクトリまたはクラスパスを介してアクセス可能な場所にインストールする必要があります。