インポート・エクスポートプロセッサ

LANSA Composer

インポート・エクスポートプロセッサ


ユーザー独自のインポート/エクスポート・プロセッサを書いて、自身のアプリケーション・データベースと中間のステージング・データベース・テーブル間のデータの認識選択、検証や消去を行うことが可能です。

詳細については、以下のトピックを参照してください。

インポートまたはエクスポート・プロセッサの開発

トランザクション・ドキュメント処理フレームワークと自身のインポート/エクスポート・プロセッサを接続

注: インポート/エクスポート・プロセッサが必要がどうかの判断は、ユーザーのトランザクション・ドキュメント処理のソリューション内で、インバウンドの変換マップのターゲットとして、またはアウトバウンドの変換マップのソースとして、中間の”ステージング”データベース・テーブルを使用しているかどうかで決定できます。このソリューションは、ユーザーのアプリケーションと外部に開かれているトランザクション・ドキュメント処理ソリューションのインターフェイスを分ける役割があります。ただし、”ステージング”データベースの利用が全ての状況で必要というわけではありません。ユーザーの変換マップが直接ユーザーのアプリケーション・データベースに書き込んだり、ユーザーのアプリケーション・データベースから読んだりする場合は、インポート/エクスポート・プロセッサを導入する必要はありません。

インポートまたはエクスポート・プロセッサの開発

ユーザーが作成したインポート/エクスポート・プロセッサはLANSA RDMLXコンポーネント(再利用可能なパーツ)として実装する必要があります。これは、LANSA Composerと同じLANSAシステムと区画に常駐して実行されます。

LANSA ComposerソリューションにカスタムのLANSAコードを統合する際の一般的な考慮事項については、以下を参照してください。

付録E. LANSA ComposerをLANSAアプリケーションとともに使用する

 

ユーザー作成のインポート・プロセッサ・コンポーネントの祖先としてDXXBASIMPを使用し、エクスポート・プロセッサ・コンポーネントの祖先にはDXXBASEXPを使用してください。

開発を始める前に、開発環境を準備する必要があります。「LANSA Composerのインストール」に記載されているレベルの適切なライセンスがあり、正しく構成されたVisual LANSA開発環境が必要です。

  • カスタム・インポート/エクスポート・プロセッサの開発は、フルRDMLX対応の区画で行う必要があります。
  • インポート/エクスポート・プロセッサを開発する区画に、LANSA Composer開発パッケージをインポートします。これにより、プロセッサのコンパイル時に必要となる、DXXBASIMPとDXXBASEXPの祖先クラスが提供されます。
LANSA Composer開発パッケージは、LANSA ComposerソフトウェアDVDのDEV\Importフォルダーにあります。

 

トランザクション・ドキュメント処理フレームワークと自身のインポート/エクスポート・プロセッサを接続

ユーザーのインポート/エクスポート・プロセッサを構築し、LANSA Composerサーバー環境に配布したら、トランザクション・ドキュメント処理フレームワークに接続させてください。これにより、LANSA Composerがどのタイプのトランザクションにユーザーのプロセッサを起動させるかが確認できます。

これはインポートまたはエクスポート・プロセッサ名を、該当のトランザクション・タイプを処理する変換マップの適切なデータ交換属性フィールドに指定することで可能となります。

詳細については、「変換マップデータ交換属性」を参照してください。