リスト

LANSA Composer

リスト


変数プールの変数への参照にインデックスを付けることができます。このような方法で、変数リストが作成できます。Loop処理命令を使用して、このリストを繰り返し処理することもできます。

例えば、同梱されているFTP_INBOUNDアクティビティは、FILEPATH出力パラメータを定義します。このパラメータには、FTP操作で取得するすべてのファイルのパスとファイル名のリストが格納されます。アクティビティ・プロセッサは&FILEPATH変数をインデックスで参照して、リストを構築します。これで、後続のアクティビティと処理命令が&FILEPATH変数のインデックス付きの参照を使用して、FILEPATHのリスト全体を使用できます。

以下に示す処理シーケンスの例では、FTP_INBOUNDアクティビティを使用し、受け取った各ファイルに対してループ内で変換マップを実行します。

変数の参照にインデックスを付けることによって、任意の変数をリストとして使用できます。ただし、アクティビティパラメータに明示的にリストとしてのフラグが付いて、[処理シーケンスエディター]の[変数]タブに異なるアイコンで表示されることがあります。

変数のインデックス付きの参照には、1から始まる連続したインデックスを使用する必要があります。Loop命令と提供されたアクティビティは、この条件を満たすインスタンス以外は処理できません。