8.2 システムプロパティ
システム・プロパティでは、LANSA Composerの標準環境にユーザーのインストール、環境や組織に特有のプロパティを加えることが可能です。システム・プロパティでは次のようなことができます。
- LANSA Composerで使用する独自のシステム・プロパティを定義できます。
- ユーザーのシステム・プロパティの値の設定・変更ができます。またユーザーのシステム・プロパティを評価するLANSAファンクションも指定できます。
- またオプションとして、システム・プロパティを書き込み可能にすることもできます。こうすることで、処理シーケンスでシステム・プロパティに新しい値を設定することが可能になります。
システム・プロパティの定義後は、次のような組み込み変数の形で処理シーケンス内で参照することができます。
*SYSTEM.PROPERTY.<property name><property name>は、インストールで定義されたシステム・プロパティの名前です。
の タブには、ここで定義したシステム・プロパティの組み込み変数が表示されています。
処理シーケンス内でのシステム・プロパティ値へのアクセスについての詳細は システムプロパティ組み込み変数の使用を参照してください。
システム・プロパティを評価するファンクションの作成についての詳細は、システムプロパティの評価機能を参照してください。
システム設定を確認するには、
で を展開し、必要な機能を選択します。
システム・プロパティの作業を行う場合は、このリストから必要なプロパティを選択します。
または ボタンを使用して、システム・プロパティの追加や削除を行ったり、新しいシステム・プロパティや修正したシステム・プロパティに対して、以下のような詳細を入力できます。必ず、 ボタンをクリックして、変更内容を保存してください。
[システム プロパティ名] |
システム・プロパティの名前を指定します。 名前はLANSA Composerのインストールのシステム・プロパティ内で一意のものでなければなりません。 名前は20文字までで、名前の始めはA〜Zの英字でなければなりません。A〜Zの英字、0から9の数字、アンダースコア(_)のみが使用できます。 |
[システム プロパティの記述] |
システム・プロパティの説明をテキストで指定します。最大50文字まで指定できます。 |
[システム プロパティ値:] |
このセクションにシステム・プロパティ値がどのように決定され、取り出されるかを指定します。 ドロップダウン・リストで、2つの評価方法から選択ができます。 このオプションを選択する場合、2番目の入力フィールドにこのシステム・プロパティの値を指定します。最大256文字まで指定できます。
システム・プロパティを評価するファンクションの作成についての詳細は、システムプロパティの評価機能を参照してください。 |
[処理シーケンスが値をセット可能(書き込み可能)] |
処理シーケンスがシステム・プロパティに新しい値を設定することを許可する場合はこのボックスにチェックを入れます。 |