9.6.11 Java Service Managerの使用
DXACTBAS1 Ancestorクラスは、特にLANSA Integratorサービスのロードと呼び出しのためにいくつかのメソッドを実装します。これらのメソッドがラップを提供し、Java Service Manager (JSM)の呼び出しを簡単にし、必要な保守、例外処理およびロギングのほとんどを実行します。
ただし、これらのメソッドではJSMへの単一の接続を使用することが前提です。複数の接続を開く必要があるアクティビティ・プロセッサの場合は、2番目以降の接続を管理するコードを自分で記述する必要があります。
アクティビティ・プロセッサがLANSA Integratorサービスを使用しない場合もあります。使用しない場合は、これらのメソッドを使用する必要はありません。
LANSA Integratorサービスを利用するアプリケーション開発の詳細については、
を参照してください。ExecuteJSMOpen
LANSA Integratorサービスを実行するために、Java Service Managerへの接続を開きます。成功した場合は、結果がTrueになります。必要に応じて例外処理とロギングを実行できます。失敗すると、アクティビティの戻りコードがエラーに設定されます。
ExecuteJSMOpenの呼び出しが成功すると、通常は、即座にExecuteJSMLoadが呼び出され、必要なサービスがロードされます。
ExecuteJSMLoad
名付けられたJSMサービスをロードするためにSERVICE_LOADサービス・コマンドを発行し、システム設定に指定された値に基づき自動的にトレースを可能にします。また必要に応じて例外処理やロギングを実行します。 このサービスが失敗すると、アクティビティの戻りコードが設定されます。
ExecuteJSMCommand
Java Service Managerを介して、指定されたサービス・コマンドを実行します。必要に応じて例外処理とロギングを実行できます。省略値では、コマンドが失敗すると、アクティビティの戻りコードがエラーに設定されます。ただし、iRecoverableパラメータをTrueに設定すると、代わりに警告レベルが設定されます。
ExecuteJSMUnload
SERVICE_UNLOADサービス・コマンドを発行します。必要に応じて例外処理とロギングを実行できます。コマンドが失敗すると、アクティビティの戻りコードが警告に設定されます。
ExecuteJSMClose
Java Service Managerへの接続を閉じます。オプションで、最初に現在ロードされているサービスをアンロードできます。必要に応じて例外処理とロギングを実行できます。