FTP_COMMANDLIST
このアクティビティで、FTP構成で指定されたFTPホストに接続して、コマンド・リスト・ファイルからFTPコマンドを実行します。コマンド・リスト・ファイルはFTP構成で指定するか、COMMANDLISTFILEパラメータでオーバーライドします。コマンド・リスト・ファイルはテキスト・ファイルです。
このアクティビティでは、FTPCMDLSTFAILEDという電子メール・イベント通知が使用されます。このイベントがアクティブな場合、アクティビティが失敗すると電子メールが送信されます。イベント通知の設定については、「イベントの保守」を参照してください。
INPUTパラメータ：
FTPCONFIG： 必須
このパラメータで、タイプがコマンド・リストのFTP構成の名前を指定します。この構成は[ナビゲータ]の[FTP構成]オプションを使用して、作成および保守することができます。
このパラメータを指定しない場合、またはこれが見つからない場合は、アクティビティがエラーを返し、処理が破棄されます。
COMMANDLISTFILE： 任意
ブランク以外の値が指定されている場合は、コマンド・リストに対して使用されます。このパラメータを指定しない場合は、FTP構成のコマンド・リスト・ファイルが使用されます。コマンド形式の説明と例については、「FTP構成」を参照してください。
OUTPUTパラメータ：
OUTPUTパラメータはありません。
処理
このアクティビティはLANSA IntegratorのFTPServiceまたはSFTPServiceのいずれかを使用します。（FTP構成の選択による）
FTP構成の接続情報を使用して、リモート・ホストに接続します。
コマンド・リスト・ファイルは一度に1行ずつ読み取ります。行の終了文字には、キャリッジ・リターン、ライン・フィード、復帰改行、キャリッジ・リターン・ライン・フィードまたはライン・フィード・キャリッジ・リターンを使用できます。先頭が#で始まる行はコメントとみなされ、無視されます。その他のすべての行には1つのFTPコマンドを記述する必要があります。これはLANSA IntegratorのFTPServiceまたはSFTPServiceによって使用されます。これらのコマンドはLANSA Integratorサービスを使用して実行されるため、適切な形式を使用する必要があります。
コマンドの実行中に問題が発生すると、FTPCMDLSTFAILEDという電子メール通知イベントが呼び出されます。このイベントがアクティブな場合は、指定の電子メール・アドレスにエラーを通知する電子メールが送信されます。