3.5.4 COMPOSERコマンドによる処理シーケンス実行

LANSA Composer

3.5.4 COMPOSERコマンドによる処理シーケンス実行


注: COMPOSERコマンドはIBM iサーバー専用です。Windowsサーバーの場合は、処理シーケンス実行の開始方法として記載されている他の方法のうち、いずれかを使用する必要があります。

LANSA Composerサーバーで、選択したLANSA Composer機能を呼び出すために、LANSA ComposerにはCOMPOSERコマンドが用意されています。その主な機能の1つは処理シーケンスの実行です。

IBM iサーバーの場合、LANSA Composerソリューションをアプリケーションと日常的なシステム処理に統合するもっとも簡単な方法は、COMPOSERコマンドを使用することです。

COMPOSERコマンドのコマンド・パラメータを使用して、以下の項目を指定することができます。

·         実行する処理シーケンスの識別子

·         処理シーケンスが受け取るパラメータの値

例えば、以下のように、このCOMPOSERコマンドを使用して用意された処理シーケンスTUT_01_P1を実行し、処理シーケンスのパラメータ値を指定することができます。

 <pgmlib>/COMPOSER REQUEST(RUN)

  pseq(TUT_01_P1)

  parms( (YOURINITIALS 'FS')

   (YOURMESSAGE 'Hello World')

   (YOURNAME 'Fred Smith') )

(<pgmlib>は、LANSA ComposerがインストールされているLANSAシステムのプログラム・ライブラリの名前です)

IBM iサーバーに接続する際に、LANSA Composerクライアント・アプリケーションによって、処理シーケンスを実行するためのサンプルのCOMPOSERコマンドが提供されます。このサンプル・コマンドをコピーして、用途に合わせて変更することができます。特に、パラメータ値は変更する必要があるでしょう。サンプルにアクセスするには、処理シーケンス・リストで処理シーケンスが選択された状態で、[コマンドの実行]タブをクリックします。

COMPOSERコマンドの使用の詳細については、以下を参照してください。

付録D. COMPOSERコマンド