2.4.9 アウトバウンドの採番

LANSA Composer

2.4.9 アウトバウンドの採番


取引先定義のアウトバウンド採番を確認または変更するには、取引先リストで必要な取引先を選択して、コマンド・ハンドラー・エリアで[アウトバウンドの採番]タブをクリックします。

アウトバウンド採番はアウトバウンド・トランザクション・ドキュメントの制御番号を割り当てるために利用されます。提供されているLANSA Composerのトランザクション・ドキュメントの処理フレームワークは、アウトバウンド採番を次のように利用します。

  • TXDOC_ALLOCCTRLアクティビティが指定の取引先のアウトバウンド採番の値を利用し、指定の制御番号を割り当てます。
  • 選択されたEDIトランザクション(現在はX12 997確認のみ)の提供されているエクスポート・プロセッサーはアウトバウンド採番の値を利用して、取引先のアウトバウンド・トランザクションの交換・グループ・トランザクションの制御番号を割り当てます。

    制御番号を割り当てるAPIは、カスタムのエクスポート・プロセッサーでも利用可能です。
  • 実行待ちのアウトバウンド・トランザクション・ドキュメントが、TXDOC_REGOUTBNDやTXDOC_REGOUTX12アクティビティ、または提供されたAPIによって登録されると、LANSA Composerは、取引先のアウトバウンド採番の値を使って、必要な制御番号を割り当てます。

 

[アウトバウンド採番ドメイン]のドロップダウン・リストで、取引先ごとのアウトバウンド・トランザクション・ドキュメントの制御番号を割り当てる、次の2つのいずれかの方法を選択できます。

  • 取引先別(全てのトランザクション): 取引先の制御番号は、トランザクション・タイプに関わらず、一続きの番号が割り当てられます。

    このオプションを選択すると、すぐ下のグリッドはトランザクション・タイプAll用の1行に変更され、エントリの追加も削除もできません。
  • 取引先のトランザクションタイプ別: 取引先の制御番号は、制御番号が要求されたトランザクション・タイプごとに、別の一続きの番号が割り当てられます。

    このオプションを選択すると、すぐ下のグリッドは、アウトバウンド制御番号が以前に要求された(ない場合もあります)トランザクション・タイプ用に1行表示されます。

    [追加...][削除]ボタンを使って、指定のトランザクション・タイプのエントリを追加することもできます。ただし、これは1以外の数から始まる採番をする必要がある場合のみであることに注意して下さい。それ以外はLANSA Composerが、新しいトランザクション・タイプのアウトバウンド制御番号が要求された際に、自動的にエントリを追加します。

 

グリッドにより次の変換・グループ・トランザクション番号の値を各行1つ変更することができます。必要なボックスをクリックし、変更する新しい値をタイプします。

変更をした場合、LANSA Composerのほかの場所に切り換える前に、必ず[保存] をクリックするのを忘れないようにしてください。

注意:次のアウトバウンド制御番号を変更する前に、取引先との取引合意における監査要求や必要条件を十分に確認しておいてください。