4.1.5 トランザクション・ドキュメント処理のアクティビティ

LANSA Composer

4.1.5 トランザクション・ドキュメント処理のアクティビティ


提供されているトランザクション・ドキュメント処理のフレームワークは、多くのビジネス・プロセス統合(BPI)ソリューションの標準となるもので、LANSA Composerにより提供される様々な幅広いアクティビティを利用します。

ただし、提供されたアクティビティの中に、特にトランザクション・ドキュメント処理フレームワークと共に使用されることを目的としているものがあります。このアクティビティは次の通りです。

  • EDIドキュメント検索に特定したアクティビティも含め、ドキュメントとコンテント・タイプを探し出します。
  • トランザクション・ドキュメント・ファイルとそれを処理するために利用される取引先、変換マップの間の結合を成立させます。
  • LANSA Composerのトランザクション・ドキュメント・レジスタにトランザクション・ドキュメント・ファイルを登録し、ドキュメント処理が進むごとにその状態を更新します。
  • トランザクション・ドキュメントをアプリケーション・データベースからエクスポートまたはインポートする、顧客定義の処理を起動させます。

 

これらの提供されているアクティビティのリストは以下を参照してください。

トランザクション・ドキュメントの処理

 

トランザクション・ドキュメント処理のフレームワークを導入する処理シーケンスは、提供された状態では、これらのアクティビティの多くを使用しています。

ただし、提供されたソリューションを修正したり、独自のソリューションを作成する場合、ユーザーの状況により提供されているアクティビティが適切でない場合は、それを無理に使用する必要はありません。

例えば、提供されているTXDOC_INBOUND処理シーケンスでは、DISCOVER_DOCアクティビティを使用して、トランザクション・ドキュメント・ファイル拡張子とそのタイプのトランザクション・ドキュメント・ファイルを処理する付随の処理シーケンスとを関連付けています。提供されたソリューション内で最大の柔軟性を提供してはいますが、多くの場合、ユーザーの組織特有の必要条件などから、ある特定の取引先から受け取るトランザクション・ドキュメント・ファイルのタイプを推定することも、同じく有効です。

LANSA Composerのトランザクション・ドキュメント・レジスタを使用するソリューションが通常必要とするアクティビティが2つだけあります。TXDOC_REGISTERとTXDOC_STATUSアクティビティです。この詳細については以下を参照してください。

ソリューションをトランザクション・ドキュメント・レジスタに適応させる