LANSAアプリケーションによる処理シーケンスの開始
いくつかの方法で、アプリケーションから処理シーケンスを開始できます。詳細については、「処理シーケンスの実行」を参照してください。
ただし、LANSAアプリケーションの場合は、特に追加の考慮事項があります。
LANSAアプリケーションで直接処理シーケンスを実行する方法としては、LANSA V12SP1以降で提供される組み込み関数を利用することが推奨されています。詳細は 「LANSAアプリケーションからの処理シーケンス実行」を参照してください。以下の考慮事項はLANSAアプリケーションで提供された組み込み関数を利用する場合には当てはまりません。
LANSAアプリケーションが個別のプロセスまたはジョブで実行されるように処理シーケンスを投入する場合は、LANSAアプリケーションがLANSA Composerとは異なるシステムや区画に置かれていても、該当する任意の方法を使用することができます。
ただし、LANSAアプリケーションで処理シーケンスを直接実行する場合(提供されている組み込み関数を使用する場合は除く)は、以下の項目を考慮する必要があります。
· いずれかのLANSAエントリー・ポイント(LANSAコマンドまたはプログラム、X_RUN)を実行するメソッドを使用して処理シーケンスを呼び出すことはできません。再帰呼び出しの問題が発生します。特に、以下のような問題が発生する可能性があります。
· COMPOSERコマンドを呼び出すことができない
· LANSAコマンドを介して、またはX_RUNを実行することにより、DXP1RUNファンクションを呼び出すことができない
· 処理シーケンスを呼び出すLANSAアプリケーションのコード単位(ファンクションまたはコンポーネント)は、LANSA Composerと同じLANSAシステムと区画に常駐する必要があります。
これらの考慮事項は直接呼び出しと間接呼び出しの両方に適用されます。つまり、LANSAアプリケーションから非LANSAプログラムを呼び出してこの非LANSAプログラムから処理シーケンスを呼び出しても、これらの制限を回避することはできません。