ステップ3. 処理シーケンスに取引先を追加する

LANSA Composer

ステップ3. 処理シーケンスに取引先を追加する


このステップでは、処理シーケンスを定義して以下の処理を実行します。

·         すべての取引先をループする

a.   取引先チュートリアル・ディレクトリが定義されている場合(ブランクでない場合)

b.   取引先の名前がiiiTUTTPの場合

  i.   取引先チュートリアル・ディレクトリのXMLファイルをリストにする

  ii.   XMLファイルのリストをループする

  iii.   バッチ番号を割り当てる

  iv.   XMLファイルをデータベース・ファイルの受注見出し(TUTORDH)と受注詳細(TUTORDL)に変換する

1.   [ナビゲータ]で[定義]を展開して、[処理シーケンス]を選択します。処理シーケンスiiiTUTSEQ02を選択します。以前のチュートリアルと同様に、これをコピーして新しい処理シーケンスを作成します。[ID]をiiiTUTSEQ03、[説明]をiiiチュートリアル - LIC005として、これを保存します。

2.   [編集]ボタンをクリックします。

3.   [命令]タブで[Loop]命令を選択し、シーケンスの先頭に追加します。

4.   新しいループを選択して、[詳細] (右下)を入力します。リスト名*TRADINGPARTNERSを入力します。注: 必ず最後に「S」を付けてください。

      [組み込み変数]タブ(左上)を選択して、*TRADINGPARTNERSをリスト名にドラッグ・アンド・ドロップすることもできます。

5.   ツールバー・アイコンを使用して、シーケンスの他の項目を取引先ループの下部にレベルを下げます。これにより、取引先をループし、各取引先の子項目を実行するように指示します。

6.   [命令]タブから[If]命令を選択し、シーケンスの取引先ループのおよびアクティビティDIRECTORY_LISTに追加します。挿入したIfの後の項目をレベルを下げます。

7.   取引先IDだけを対象とするようにループを絞り込みます。先ほど追加したIfを選択し、[詳細] (右下)に以下のような処理条件を入力します。

       *TRADINGPARTNER.ID = 'iiiTUTTP' (iiiはイニシャル)

      処理シーケンスが以下のようになります。

      次に、処理シーケンスを調整して、取引先がリンクされたチュートリアル・ディレクトリを持つ場合のみ子項目を実行します。

8.   [命令]タブから[If]命令を選択し、シーケンスの取引先ループのすぐ後および上記の6で追加したIf構造体に追加します。上記で挿入したIfの後の項目を降格します。

9.   先ほど追加したIfを選択し、[詳細] (右下)に以下のような処理条件を入力します。

       *TRADINGPARTNER.DIR.TUT *NE ' '

      注: この場合の*TRADINGPARTNERの末尾には「S」は付きません。この変数は、*TRADINGPARTNERSループの現在の項目である現在の取引先を参照します。

10. アクティビティDIRECTORY_LISTを選択します。[パラメータの変数もしくは値]のパラメーターDIRECTORY (右下)に、*TRADINGPARTNER.DIR.TUTという値を入力します。

      この項目の詳細については、本ガイドの処理シーケンスおよび組み込み変数についてのトピックを参照してください。

11. これで、DIRECTORY_LISTのDIRECTORYとして取引先にリンクされたディレクトリが使用されます。前には、これは処理シーケンスに対する最初の入力パラメータでした。ここで、これを削除できます。[パラメータ]タブ(右上)を選択し、DIRECTORYおよびYOURINITAILS項目を削除します。これで、最初の[パラメータ]タブ(右上)には項目がなくなりました。

      作成された処理シーケンスは以下のようになります。

12. 処理シーケンスを保存します。