SuspendとTerminate

LANSA Composer

SuspendとTerminate


SuspendおよびTerminate処理命令で処理シーケンスを終了します。Suspendは、例えば、後で再起動できるように、エラー('ER')状態の処理シーケンスを終了します。Terminate命令は、処理シーケンスを指定された結果コードで終了します。(ただしどんな場合場合でもその処理シーケンスは再起動できません。)どちらの命令も、通常は命令自体で指定された条件またはCase、Otherwise、If、Elseif、Elseなどの条件ブロックで指定された条件に従って使用されます。

SuspendおよびTerminate命令には、以下の詳細を指定できます。

[条件]

任意。条件を指定しない場合は、命令が無条件になります。条件を指定すると、条件を満たさなければ命令は有効になりません。条件式の構文の詳細については、「条件式」を参照してください。

[結果コード]

(Terminate命令のみ)処理シーケンスが終了する結果コードを指定します。処理シーケンスを正常に終了させる場合は'OK'を選択し、エラー('ER')の状態で終了させる場合は、'エラー'を選択します。

[メッセージテキスト]

任意。SuspendやTerminate項目が実行された際に表示される、処理シーケンス・ログのメッセージを指定できます。短いメッセージか長い(詳細の)メッセージ・テキスト、もしくはその両方を指定できます。

[変数置換を実行? ]

このボックスにチェックが入っていると、この前のフィールドで指定したメッセージ・テキストに処理シーケンス変数や組み込み変数への参照が埋め込まれていて、実行時にそれに対応する変数値に置き換えらる場合があります。

例えば、"&MYCOUNT files processed from &MYFOLDER(&MYINDEX) at *now_local"という文字列を指定したとすると、変数や組み込み関数への参照である、&MYCOUNT、&MYFOLDER(&MYINDEX)と*now_localは、それぞれが示す変数の値に置換されます。

正しく認識され、置換されるためには、処理シーケンス変数や組み込み変数への参照の後にスペース(もしくは特定の特別文字や文字列の最後)を入れてください。

文字列内に連続した2つのアンパサンドや2つのアスタリスク(**)がある場合、1つのアンパサンドやアスタリスクとして処理され、置換の際は考慮されません。