ステップ7. データベース構成を設定する

LANSA Composer

ステップ7. データベース構成を設定する


処理シーケンス内で変換を使用するときに、変換がサーバーで実行されます。これには生成されたjarファイルが使用され、jarファイルはJDBCを使用して、変換内で使用したデータベース・テーブルに接続します。この接続を実行するために、JDBCが使用するデータベース接続文字列を指定する必要があります。そのために、データベース構成を作成します。

1.   [ナビゲータ]で[構成]を展開して、[データベース構成]を選択します。

2.   ツールバーから[作成]を選択するか、右クリックしてコンテキスト・メニューから[作成]を選択します。

a.   データベース接続IDとしてiiiTUTDBIDを入力します(iiiはイニシャルです)。

b.   [記述]として、Fred Smithのチュートリアル・データベース構成などと入力します。

c.   [状態]を[アクティブ]に設定します。

3.   [データベース構成ストリング]を入力します。

      MYSERVERというIBM i サーバーの接続文字列は以下のようになります。

 jdbc:as400://MYSERVER/MYLIB;naming=sql;errors=full;

 date format=iso;

 translate binary=true

      MYSERVERはIBM i サーバーの名前、MYLIBはアクセスするデータベース・テーブルを含むライブラリの名前です。

      チュートリアル・データベース・テーブルは、LANSA ComposerがインストールされているLANSA区画のライブラリ(LICLICLIBなど)にあります。

      Windowsサーバー上のMicrsoft Accessデータベースの接続文字列は、以下のようになります。

 jdbc:odbc:;DRIVER=Microsoft Access Driver (*.mdb);DBQ=C:\Composer\Tutorial\Tutorial.mdb

4.   [データベース ドライバ クラス]を入力します。

      IBM i サーバーの場合は、通常は以下のようになります。

 com.ibm.as400.access.AS400JDBCDriver

      Windowsサーバーの場合は、通常は以下のようになります。

 sun.jdbc.odbc.JdbcOdbcDriver

      詳細および一般的なデータベースのJDBC接続文字列とドライバー・クラスの例については、データベース構成およびデータベース構成の例を参照してください。

5.   [データベース ユーザー]と[データベース パスワード]を入力します。マップ内で使用するテーブルに対する権限を持った、サーバー上の有効なユーザーを入力する必要があります。

(Windowsサーバー上でMicrosoft Accessデータベースを使用する場合は、データベース・ユーザーとパスワードは必要ありません)

      ユーザーIDとパスワードはシステム管理者に確認してください。

6.   [自動コミット]を[いいえ]に設定します。
[トランザクション アイソレーション]を[なし]に設定します。

      例えばデータベース構成は以下のようになります。

      これらのフィールドに必要な設定は、変換マップ定義、JDBC接続文字列およびJDBCドライバー実装で使用されるオプションによって異なりますが、IBMが提供するJDBCドライバーを使用して、IBM i 上のデータベース・テーブルにアクセスする場合、通常はこれが正しい値となります。

7.   データベース定義を保存します。