dxstart.exeの構成ファイル
標準のLANSA Composerクライアントのインストールでは、前章で説明したdxstart.exeの情報さえあれば、必要な機能を正常に開始することができます。
dxstart.exeの省略値の動作の一部を上書きしなければならない例外的な状況があります。 このような場合、dxstart.exeと同じフォルダにある、dxstart.cfgファイルの内容を変更します。 このファイルの存在はオプションです。もし存在しない場合は、dxstart.exeは省略値の動作になります。
以下はdxstart.cfgファイルの例です。 この例に示されるすべての構成パラメータでは、 前にセミコロン(;)を付けることで コメント行にされていますので、有効ではありません。 ですので、この場合dxstart.exeは省略値の動作になります。
; --------------------------------------------------------------------
; このファイルはdxstart.exeの構成に使用します。
; これは、LANSAとLANSA Composerが実行可能なファイルを正しく実行するためです。
;
; dxstart.exeはクライアント側で使用します。
;
; - LANSA Composerクライアントを開始する
; (dxstart.exe /request=dxclient)
;
; - LANSA Composerドキュメント・マネージャを開始する
; (dxstart.exe /request=dxtxmon)
;
; - クライアント側でLANSA Composer処理シーケンスの"ショートカット"を実行する
; (dxstart.exe /request=run /shortcut=%1)
; (通常、.dxrunに関連付けられたWindowsシェルファイルにより完了)
;
; 通常のLANSA Composerクライアントのインストールでは、
; dxstart.exeにより使用される省略値で十分です。
; - このファイルのいずれの設定も有効にする必要はありません。
;
; LANSA Composerクライアントを"オフライン"モードで使用する場合、
; オフラインのLANSA Composerクライアントがローカル・データベースにアクセスできるよう、
; このファイルが正しく構成されている必要があります。
;
; これは通常以下のような場合に当てはまります。
; - Windowsサーバーのインストールで、
; オフラインのクライアントが使用された場合。
; - LANSA Composerの開発環境 (LANSA LPCのみ可能)
;
; ";"で始まる行はコメント行で、有効ではありません。
; --------------------------------------------------------------------
[dxStart]
;x_win95=C:\Program Files\LANSA Composer\X_WIN95
[x_run]
;user=LICPGMLIB
;part=LIC
;lang=ENG
;dbid=LX_LANSA
;dbut=SQLANYWHERE
;dbus=DBA
;pswd=SQL
;extra=DBID=LX_LANSA DBUT=SQLANYWHERE DBUS=DBA PSWD=SQL