ZIP_DIRECTORIES

LANSA Composer

ZIP_DIRECTORIES


このアクティビティは、ディレクトリのリストを圧縮し、ディレクトリの内容とサブディレクトリをzipアーカイブに格納します。リストで、格納するディレクトリを指定できます。zipアーカイブの名前を指定できます。指定しない場合は、省略値の名前が作成されます。

zipアーカイブの場所を指定する必要があります。zipアーカイブが既に存在する場合は、上書きするか追加することができます。zipアーカイブが存在しない場合は作成されます。

他にも以下のようなzip処理のアクティビティがあります。

ZIP_FILES

ファイルのリストを圧縮し、zipアーカイブに追加します。

ZIP_LIST

既存のzipアーカイブの内容をリストにします。

ZIP_UNZIP

zipアーカイブの1つのファイルまたは内容全体を解凍します。

INPUTパラメータ:

DIRECTORYLIST: 必須

ディレクトリのリストを指定します。リストには少なくとも1つの項目が必要です。
リストの各項目をディレクトリのフル・パスで指定する必要があります。
作成されるzipアーカイブにサブディレクトリの内容も格納されます。zipアーカイブに追加する各項目に、ベース・ディレクトリが含まれます。
例:Windows C:\mydirectory
IBM i    /orders

ZIPARCHIVEDIRECTORY: 必須

作成されるzipアーカイブ・ファイルを保管する場所をフル・パスで指定します。
例:Windows    C:\zipdirectory
IBM i /savedorders

ZIPARCHIVENAME: 任意

作成されるzipファイルの完全な名前を指定します。
この値を指定しない場合は、システム設定[Zip File Name Prefix]の値、一意の番号および拡張子.zipを使用して名前が作成されます。
例:   ZP147.zip

CLEARARCHIVE: 任意

YESまたはNOを指定します。この値を指定しない場合は、省略値のYESになります。
YESの場合は、新しい項目を追加する前に、作成されたzipアーカイブ・ファイルがクリアーされます。
NOの場合は、新しい項目を追加する前にzipアーカイブ・ファイルはクリアーされません。したがって、zipアーカイブが既に存在する場合は、項目が追加されて内容が拡張されます。

OUTPUTパラメータ:

ZIPARCHIVENAME

正常に完了すると、このパラメータには実際に使用されるzipアーカイブの名前が含まれます。名前は入力した値と同じか、このアクティビティによって生成された名前です。

ZIPARCHIVEPATH

正常に完了すると、このパラメータにはzipアーカイブ名とフルパスが含まれます。