FOR_EACH_VAR
これは反復アクティビティです。変数プール内に存在する処理シーケンス変数を求めて反復します。この反復には内部変数や組み込み変数は含まれません。OUTPUTパラメータには各反復ごとに変数名、インデックスと変数値が提供されます。FOR_EACH_VARアクティビティに続く処理シーケンス命令のネストは反復のたびに実行されます。
このアクティビティは診断が主な目的です。実際の完成したBPIソリューションには通常使用されません。診断の際の一助として、反復ごとに変数名、インデックスや変数のログを取り、処理シーケンスログに引き渡します。ですので、このアクティビティの下に処理シーケンス命令のネストを含める必要がなく、提供されたログだけで診断には十分な場合もあります。注意:処理シーケンスエディタでは反復項目が空だと警告されます。しかし、この警告は無視することもできます。
このアクティビティは反復が開始する前に変数プールの状態を”スナップショット”に取り入れます。反復の最中に以下のような他のアクティビティや処理シーケンス命令が実行された場合は内容が異なります。
- 追加された処理シーケンス変数が反復に含まれていない
- 削除もしくはクリアされた処理シーケンス変数がまだ反復に含まれている
ただし処理シーケンス変数の値は、変更されたとしても影響を受けた変数が反復される前であれば、反復内でその変更は反映されます。
INPUTパラメータ:
INPUTパラメータはありません。
OUTPUTパラメータ:
VARNAME :
この出力変数は現在の処理シーケンス変数の名前を提供します
VARINDEX :
この出力変数は現在の処理シーケンス変数のインデックスを提供します。変数がリストの一部でない場合は、値は1になります。
VARVALUE :
この出力変数は現在のインデックスの処理シーケンス変数の値を提供します