COPY_FILE
このアクティビティは、ファイルを1つのディレクトリから他のディレクトリにコピーします。
Windowsプラットフォームで実行すると、システムのcopyコマンドが実行されます。
IBM i プラットフォームで実行すると、i5/OSのCPYコマンドが実行されます。統合ファイル・システム(IFS)のファイルがコピーされます。QSYSファイル・システムのオブジェクトをコピーする場合は、IFSファイル・システムの表記を使用する必要があります。
IBM i プラットフォームで実行する場合、このアクティビティでコピー操作中に異なるCCSID間のデータ変換ができます。例えば、テキスト・ファイルのデータを元のエンコーディングからUTF-8に変換するには、パラメータ値TOCCSID(1208) DTAFMT(*TEXT)を使用します。
INPUTパラメータ:
FROMFULLNAME: 必須
このパラメータで、コピーするファイルのフル・パスとファイル名を指定します。
例: Windows C:\dir1\myfile.txt
IBM i /indir/myfile.txt
TODIRECTORY: 任意 (*)
このパラメータで、コピー先ディレクトリをフル・パスで指定できます。指定された場合、ファイルはこの新しい場所に元のファイルと同じ名前、同じ拡張子でコピーされます。
TOFULLNAME : 任意 (*)
このパラメータでコピー先のパスとオブジェクトの新しい名前を指定できます。指定された場合、ファイルは指定された新しい場所に新しい名前でコピーされます。指定しない場合はTODIRECTORYのパラメータが指定されなければなりません。
FROMCCSID : 任意(IBM i サーバーのみ)
このパラメータに、コピーのソースのコード化文字セット識別コード(CCSID)を取得する方法を指定できます。必要な場合、このCCSIDはデータ変換に使用されます。
このパラメータは、IBM i のCPYコマンドのFROMCCSIDパラメータに直接連携しますので、CPYコマンド用に定義されたあらゆる値を使用することができます。IBM i V7R1で可能な値としては、*OBJ、*PCASCII、*JOBCCSIDや1-65533の範囲の値のCCSID があります。詳細はIBMドキュメンテーションのCPYコマンドを参照してください。
特別な値(省略値)*DEFAULTは、FROMCCSIDパラメータが指定されないことを意味します。このパラメータはLANSA ComposerがIBM i サーバーで実行されている場合のみ適用されることに注意してください。
TOCCSID : 任意(IBM i サーバーのみ)
このパラメータに、コピーのターゲットのコード化文字セット識別コード(CCSID)を取得する方法を指定できます。
このパラメータは、IBM i のCPYコマンドのTOCCSIDパラメータに直接連携しますので、CPYコマンド用に定義されたあらゆる値を使用することができます。IBM i V7R1で可能な値としては、*OBJ、*CALC、*PCASCII、*STDASCII、*JOBCCSID、や1-65533の範囲の値のCCSID があります。詳細はIBMドキュメンテーションのCPYコマンドを参照してください。
特別な値(省略値)*DEFAULTは、TOCCSIDパラメータが指定されないことを意味します。このパラメータはLANSA ComposerがIBM i サーバーで実行されている場合のみ適用されることに注意してください。
DTAFMT : 任意(IBM i サーバーのみ)
このパラメータには、コピーされるファイルのデータのフォーマットを指定できます。
このパラメータは、IBM i のCPYコマンドのDTAFMTパラメータに直接連携しますので、CPYコマンド用に定義されたあらゆる値を使用することができます。IBM i V7R1で可能な値は、*TEXTと*BINARYです。詳細はIBMドキュメンテーションのCPYコマンドを参照してください。
特別な値(省略値)*DEFAULTは、DTAFMTパラメータが指定されないことを意味します。このパラメータはLANSA ComposerがIBM i サーバーで実行されている場合のみ適用されることに注意してください。
OUTPUTパラメータ:
FULLNAMEOUT :
アクティビティが正しく完了すると、このパラメータにはコピーされた結果のファイルのフルパスとフルネームが格納されます。