ステップ5. 処理シーケンスを作成する
このステップでは、ユーザーのファイル変換を実行する単純な処理シーケンスを作成します。 入力パラメータは、部門コードと出力ファイル名の2つです。
このステップを始める前に、LIC003の「ステップ7. データベース構成を設定する」で作成したもの(iiiTUTDBID)と同様の新しいデータベース構成(iiiTUTDEMO)を作成してください。ただし、チュートリアル・オーダー・ファイルが含まれるライブラリ(例:LICLICLIB)の代わりに、人事デモンストレーション・システムが含まれるライブラリ(例:LICDEMOLIB)を使用します。
1. ボタンで新しい処理シーケンスを作成します。 すぐに処理シーケンス・エディタが開きます。
2. 左上のタブで
を選び、作成した変換マップiiiTUTMAP02を右側の タブの処理シーケンスの最後にドラッグ・アンド・ドロップします。以下を参照してください。注意:[パラメータ]タブ(右下)にフォーカスが移り、この変換に必要な3つのパラメータが表示されます。 次の3つになります。
- EARTHSourceConnection – DBソースの名前
- Department_InSourceParameter – 選択する社員の部門コード
- TextfileTargetFileName – 出力CSVファイルの名前(とパス)
3.
タブ(左上)を選択します。 作成したiiiTUTDEMO構成をEARTHSourceConnectionパラメータにドロップします。
4. このステップでは処理シーケンスの2つの入力パラメータを定義します。
a.
タブ(左上)を選択し、[パラメータ]タブ(右上)を選択します。b.
変数iiiTUTMAP02_2とiiiTUTMAP02_3を[パラメーター]タブにドラッグ・アンド・ドロップします。 必要であれば、アイコンを使って順序を変更します。
5. 表示されているように、それぞれ適切な[パラメータの記述]を加えます(実行時にこれが表示されます。) パラメータiiiTUTMAP02_3を選択し、名前をFILENAMEに変更します。 注:それぞれのパラメータに省略値を提供することもできます。
6. アイコンを使って順序を変更します。
7. PATHMAKEアクティビティの[アシスタント]タブを確認します。 ここには、このアクティビティがサーバー・プラットフォーム(WindowsまたはIBM i)により適切な区切り文字が使用され、指定されていない場合には区切り文字が挿入されることが説明されています。
8. 次のステップはこのPATHMAKEアクティビティのパラメータを設定します。 PATHINのインバウンド・パラメータをチュートリアルのパス、例えば' /LANSA_Composer_k12pgmlib/lic/Tutorial/' にします。 注:文字列を単一引用部(')でくくらなかったとしても、この変更が保存される時に追加されます。
現在使用しているチュートリアルのシステムの実際のパスは、
から で確認することができます。注:処理シーケンス・エディタはモーダルではありません。 つまり、処理シーケンス・エディタを開いたままで、Composerのメイン・ウィンドウにに戻ってこの情報を確認することができます。
9. インバウンド・パラメータFILEINに&FILENAMEを指定します。 これは、出力ファイル名の実行時の入力値です。
10.
タブ(左上)を選択し、PATHMAKEアクティビティのアウトバウンド・パラメータPATHOUTに変数iiiTUTMAP02_3をドラッグ・アンド・ドロップします。 変換マップの出力ファイルのパラメータに必要となる/path/filename変数のiiiTUTMAP02_3を作成します。
11. PATHMAKEの前にをドラッグ・アンド・ドロップして、下の複数行編集ボックスに適切なコメント・テキストを追加します。
例えば、以下を参照してください。
12.ボタンをクリックして、処理シーケンスを保存します。
[名前] (iiiTUTSEQ05)、[記述]を入力し、[状態]を[アクティブ]に設定して、このフォームを完成させます。