TXDOC_REGOUTX12

LANSA Composer

TXDOC_REGOUTX12


このアクティビティはTXDOC_REGOUTBNDアクティビティが特化されたもので、実行待ちのアウトバウンドEDI X12トランザクション・ドキュメントの登録用に準備された追加のパラメータが提供されます。このアクティビティは、実行待ちのトランザクション・ドキュメントを、後続のアウトバウンド処理、例えば提供されているTXDOC_OUTBOUND処理などで処理するための登録を行います。

この登録はアウトバウンド・ドキュメントに必要なものを登録することに注意してください。一般的にアプリケーションでは、アウトバウンド・トランザクション・ドキュメントの生成が必要なイベントが起こると、このアクティビティ(またはAPIに相当する機能のいずれか)を利用します。

これを言い換えると、通常はこのアクティビティが実行される時はアウトバウンド・ドキュメントは存在しておらず、後続のアウトバウンド・トランザクション・ドキュメント処理により作成されることになります。(アクティビティFOR_EACH_TXDOCOは、アウトバウンド・トランザクション・ドキュメント処理内で実行待ちのアウトバウンド・トランザクション・ドキュメントを識別するために使用されます。)

INPUTパラメータ:

TRADINGPARTNER:必須

実行待ちのアウトバウンド・トランザクション・ドキュメントが登録されている取引先を指定します。このパラメータは必須です。

DOCTYPE :必須

実行待ちのアウトバウンド・トランザクション・ドキュメントのドキュメント・タイプを指定します。ドキュメント・タイプは、例えば'EDI'などのように、LANSA Composerのドキュメント・タイプ定義で定義されたドキュメント・タイプ識別子でなければなりません。

DOCSTD :必須

実行待ちのアウトバウンド・トランザクション・ドキュメントのドキュメント標準を指定します。ドキュメント標準は、例えば'X12'などのように、LANSA Composerのドキュメント標準定義で定義されたドキュメント標準識別子でなければなりません。

DOCSTDVER :必須

実行待ちのアウトバウンド・トランザクション・ドキュメントのドキュメント標準バージョンを指定します。ドキュメント標準バージョンは、例えば'004020'などのように、LANSA Composerのドキュメント標準定義で定義されたドキュメント標準バージョン識別子でなければなりません。

DOCPRODTEST :省略可

このパラメータでは、トランザクション・ドキュメントの使用目的が実稼働(P)かテスト(T)かを指定します。この値をどのように使用するかは、特定のエクスポート・プロセッサーの実装によります。EDI X12トランザクションの場合、通常は変換ヘッダーのISA15(使用)フィールドを埋めるために使用されます。

DOCCONTENTTYPE :必須

実行待ちのアウトバウンド・トランザクション・ドキュメントのドキュメント・コンテント・タイプを指定します。コンテント・タイプは、そのコンテント・タイプを識別するどんな文字列でも構いません。例えば、EDIドキュメントにはEDIトランザクション・タイプ(例:'850')を、またXMLドキュメントにはXMLドキュメント・ルート要素名を使用することができます。

DOCCTY DOCISA11
DOCISA12

DOCISA11

DOCISA14

DOCGS01

DOCISA01

DOCISA02

DOCISA03

DOCISA04

DOCISA14
:省略可

このパラメータでは選択されたEDI X12の交換ヘッダー(ISA)とグループ・ヘッダー(GS)セグメントの値を指定できます。これらの値が指定された場合、LANSA Composerのドキュメント・レジスタのDXX2INとDXX3GPのファイルに書き込まれ、引き続きアウトバウンドのドキュメントの変換マップが結果のEDIドキュメントに直接書き込むためにアクセスできるようになっています。これらの値は必須ではありませんが、ユーザーの導入状況によりアウトバウンドのEDIドキュメントの準備前もしくは準備中にこれらの値全てまたは一部を取り出して、エクスポート・プロセッサやアウトバウンドの変換マップに入れることができます。

DOCDATAKEY01
DOCDATAKEY02

DOCDATAKEY03

DOCDATAKEY04

DOCDATAKEY05

DOCDATAKEY06
: 省略可

このパラメータにアプリケーションで定義された”キー”情報を指定し、実行待ちのアウトバウンドのトランザクション・ドキュメントに関連するアプリケーション・データがエクスポート・プロセッサやアウトバウンドの変換マップで識別できるようにすることができます。

OUTPUTパラメータ:

DOCNUMBER

正常に終了すると、このパラメータには、新しい実行待ちのアウトバウンド・トランザクション・ドキュメントに割り当てられた、トランザクション・ドキュメント・エンベロープ・ナンバーが格納されます。