2.3.6 POP3メール構成

LANSA Composer

2.3.6 POP3メール構成


POP3メール構成を使用して、電子メールサーバーの詳細を設定し、POP3プロトコルを介して電子メールサーバーからメールを取り出す方法を指定することができます。

2つの標準的なPOP3電子メールアクティビティ、MAIL_RECEIVEALLとMAIL_RECEIVEが用意されています。これらのアクティビティで電子メールサーバーから電子メールを取得します。この構成を使用して、電子メールサーバーの詳細を設定することができます。  

[ID]

構成を一意に識別するID

[記述]

構成の説明

[状態]

アクティブまたは非アクティブ。非アクティブな構成は処理シーケンスで使用できません。非アクティブな構成を使用しようとすると、用意されたアクティビティがエラーで終了します。

[POP3メールサーバー]

メールサーバーのIPアドレス。ここでこの値を指定しない場合は、LANSA IntegratorのPOP3MailServiceプロパティ・ファイルで指定する必要があります。

[POP3メールサーバー ユーザー プロファイル]

メールサーバーに接続するために使用するユーザー・プロファイル。ここでこの値を指定しない場合は、LANSA IntegratorのPOP3MailServiceプロパティ・ファイルで指定する必要があります。

[POP3メールサーバー パスワード]

メールサーバーに接続するために、ユーザー・プロファイルで使用されるパスワード。ここでこの値を指定しない場合は、LANSA IntegratorのPOP3MailServiceプロパティ・ファイルで指定する必要があります。

[POP3ポート]

任意。省略値は、110です。 (セキュア接続の場合は995)

[セキュア接続を使用 (SSL)]

[はい]または[いいえ]。[はい]を指定すると、LNASA Composerはセキュア接続(SSL)を使用して指定のPOP3メールサーバーに接続を行います。

[公開鍵名]

任意。受信者の公開鍵(パブリック・キー)で暗号化された安全なメッセージを復号化するために使用します。この値を使用して、LANSA IntegratorのPOP3サービス・プロパティの適切なプライベート・キー・ストアにアクセスします。

[公開鍵パスワード]

任意。パスワード・コンポーネントとして[公開鍵名]とともに使用します。

[メールのテキストを保存]

[はい]または[いいえ]。[はい]の場合は、[保存ディレクトリ]で指定したディレクトリに電子メールのテキストが保管されます。

[メールの添付ファイルを保存]

[はい]または[いいえ]。[はい]の場合は、[保存ディレクトリ]で指定したディレクトリに電子メールの添付ファイルが保管されます。

[保存ディレクトリ]

電子メールのテキストまたは添付ファイルを保管する場合は、これを指定する必要があります。

[開封後サーバーから削除]

[はい]または[いいえ]。[いいえ]の場合は、開封済みの電子メールが電子メールサーバーに残ります。この場合、後で電子メールサーバーに接続したときに同じ電子メールが取得されます。電子メールを開封し、テキストと添付ファイルを保存した後で、サーバーからメールを削除するのが一般的です。

注: テストボタンを使用して構成パラメータの妥当性検査が可能です。検査されるパラメータは次の通りです: POP3メールサーバー、POP3メールサーバー・ユーザープロファイル、POP3メールサーバー・パスワード、POP3ポート、セキュア接続を使用(SSL)、公開鍵名、公開鍵パスワード