TXDOC_REGOUTBND
このアクティビティは、実行待ちのトランザクション・ドキュメントを、後続のアウトバウンド処理、例えば提供されているTXDOC_OUTBOUND処理など、で処理するための登録を行います。
この登録はアウトバウンド・ドキュメントに必要なものを登録することに注意してください。一般的にアプリケーションでは、アウトバウンド・トランザクション・ドキュメントの生成が必要なイベントが起こると、このアクティビティ(またはAPIに相当する機能のいずれか)を利用します。
これを別の方法で説明すると、このアクティビティが実行されている時、通常アウトバウンド・ドキュメントは存在せず、後続のアウトバウンド・トランザクション・ドキュメント処理で作成されます。(FOR_EACH_TXDOCOアクティビティは、アウトバウンド・トランザクション・ドキュメント処理時に使用する目的で提供されており、実行待ちのトランザクション・ドキュメントを識別します。)
INPUTパラメータ:
TRADINGPARTNER:必須
実行待ちのアウトバウンド・トランザクション・ドキュメントが登録されている取引先を指定します。このパラメータは必須です。
DOCTYPE :必須
このパラメータで、実行待ちのアウトバウンド・トランザクション・ドキュメントのドキュメント・タイプを指定します。このドキュメント・タイプは、例えば'EDI'などのように、LANSA Composerのドキュメント・タイプ定義で定義されているドキュメント・タイプ識別子でなければなりません。
DOCSTD :必須
このパラメータで、実行待ちのアウトバウンド・トランザクション・ドキュメントのトランザクション・ドキュメント標準を指定します。このドキュメント標準は、例えば'X12'などのように、LANSA Composerのドキュメント標準定義で定義されているドキュメント標準識別子でなければなりません。
DOCSTDVER :必須
このパラメータで、実行待ちのアウトバウンド・トランザクション・ドキュメントのトランザクション・ドキュメント標準のバージョンを指定します。このドキュメント標準バージョンは、例えば'004020'などのように、LANSA Composerのドキュメント標準定義で定義されているドキュメント標準バージョンの識別子でなければなりません。
DOCPRODTEST :任意
このパラメータでは、トランザクション・ドキュメントの使用目的が実稼働(P)かテスト(T)かを指定します。この値をどのように使用するかは、特定のエクスポート・プロセッサーの実装によります。EDI X12トランザクションの場合、通常は変換ヘッダーのISA15(使用)フィールドを埋めるために使用されます。
DOCCONTENTTYPE :必須
このパラメータに実行待ちのアウトバウンド・トランザクション・ドキュメントのドキュメント・コンテント・タイプを指定します。コンテント・タイプは、そのコンテント・タイプを識別するどんな文字列でも構いません。例えば、EDIトランザクション・タイプ(例:'850')を、EDIドキュメント、またはXMLドキュメント用のXMLドキュメント・ルート要素名として使用することもできます。
DOCDATAKEY01 :必須
このパラメータで、エクスポート・プロセッサーが実行待ちのアウトバウンド・トランザクション・ドキュメントに関連するアプリケーション・データを識別できる、アプリケーションで定義された”キー”情報を定義します。
DOCDATAKEY02 DOCDATAKEY03
DOCDATAKEY04
DOCDATAKEY05
DOCDATAKEY06
:任意
これらのパラメータにも更にアプリケーションで定義された”キー”情報を指定できます。
OUTPUTパラメータ:
DOCNUMBER :
正常に終了すると、このパラメータには、新しい実行待ちのアウトバウンド・トランザクション・ドキュメントに割り当てられた、トランザクション・ドキュメント・エンベロープ・ナンバーが格納されます。