COMPOSER_RUN

LANSA Composer

COMPOSER_RUN


このアクティビティは指定のLANSA Composer処理シーケンスを実行します。5つまでのパラメータ値を処理シーケンスに渡すことができます。このアクティビティが実行を開始するので、実行する処理シーケンスは同じLansa Composer構成や同じサーバー(*)システムになくても問題ありませんし、通常は異なります。処理シーケンスは同期的にも非同期的にも実行できます。

(* 異なるサーバー・システムのLANSAファンクションを呼び出すには、リモート・サーバー用のLANSA Composerリモート・サーバー・ライセンスが必要なことに注意してください。)

 

注:

COMPOSER_RUNアクティビティはLANSA Composerリクエスト・サーバーを通して指定の処理シーケンスを実行します。つまり、この処理シーケンスは別のプロセスまたはジョブ(リクエスト・サーバー)内で実行されます。LANSA Composerとリクエスト・サーバーはたがいに協調しながら要求を実行したり、結果を戻したりして通信します。

その結果、以下の点に関する特別な考慮事項があります。

  • ユーザー・プロファイル、権限、実行環境
  • IBM i 作業管理 (ジョブやサブシステム)

このアクティビティやCALL_FUNCTIONアクティビティと共に使用されるLANSAシステムの構成については「LANSAシステム構成」を参照してください。 

LANSA Composerリクエスト・サーバーを通じて実行される要求の考慮事項に関しては、LANSA Composerガイドの「付録F. LANSA Composerリクエスト・サーバー」を参照してください。

INPUTパラメータ:

LANSACONFIG :省略可

このパラメータで、呼び出す処理シーケンスが含まれるLANSAシステムと区画を識別するLANSAシステム構成の名前と、必要であればLANSAシステムのあるサーバー・システムに接続するための接続詳細を指定します。このパラメータはWindowsサーバーでは必須ですが、IBM i サーバーでも指定することを推奨します。

PSEQ :必須

このパラメータは実行する処理シーケンスを認識します。外部識別子(名前)または内部識別子([監査情報]タブに示される情報)を指定します。

SYNCHRONOUS :省略可

このパラメータでアクティビティが処理シーケンスの呼び出しが完了するまで待つかどうかを指定します。省略値はYESです。つまり、アクティビティは完了まで待ちます。別の値が指定された場合、このアクティビティは処理シーケンス呼び出し要求を送信するとすぐに完了します。

SYNCHTIMEOUT :省略可

このパラメータで、このアクティビティがリクエスト・サーバー経由で同時に実行されている呼び出しが完了するまで何秒待つかを指定します。指定されない場合、省略値は30秒です。タイムアウトの時間を超えると、アクティビティはエラーで終了します。

EXPIRES :省略可

このパラメータはIBM i サーバーのみで、リクエスト・サーバーに送信された後、その要求を何秒間有効な状態にしておくかを指定します。リクエスト・サーバーが要求を処理し始める前にここで指定された時間が経過してしまうと、リクエスト・サーバーは要求の有効期限が終了したとみなし、処理を行いません。指定されなかった場合の省略値はゼロ(0)です。つまり、この要求には有効な期限が存在しないということです。Windowsサーバー上で実行する場合には期限は設定できません。

PARMNAME01, PARMVALUE01PARMNAME02, PARMVALUE02
PARMNAME03, PARMVALUE03

PARMNAME04, PARMVALUE04

PARMNAME05, PARMVALUE05
:省略可

このパラメータで、処理シーケンスに引き渡す処理シーケンスパラメータや変数のペアを5つまで指定できます。

  • PARMNAME01 (〜PARMNAME05)には実行される処理シーケンス内で定義されているパラメータ名が含まれていなければなりません。
  • PARMVALUE01 (〜PARMVALUE05)には対応する処理シーケンスのパラメータ名に引き渡す値を指定してください。引き渡し可能な値の長さは最大200です。

 

使用する場合、間隔を空けずに指定してください(値が指定されていないパラメータがあると、アクティビティは次の値を見ません)。

LANSASYS :省略可(廃止予定)

このパラメータで呼び出す処理シーケンスを含むLANSAシステムのプログラム・ライブラリ名を指定します。指定されない、もしくは*CURRENTが指定された場合、アクティビティでは現在のLANSA Composerが実行されているLANSAシステムだと判断されます。このパラメータはIBM i サーバーでのみ使用され、前バージョンとの互換性のために提供されています。Windowsサーバー(およびIBM i サーバーの新しいソリューション)では、LANSACONFIGパラメータでLANSAシステム構成名を指定してください。LANSACONFIGでLANSAシステム構成の名前が指定された場合、このパラメータの値は使用されません。

PARTITION:省略可(廃止予定)

このパラメータで呼び出す処理シーケンスを含む区画名を指定します。指定されない、もしくは*CURRENTが指定された場合、アクティビティでは現在のLANSA Composerが実行されている区画だと判断されます。このパラメータはIBM i サーバーでのみ使用され、前バージョンとの互換性のために提供されています。Windowsサーバー(およびIBM i サーバーの新しいソリューション)では、LANSACONFIGパラメータでLANSAシステム構成名を指定してください。LANSACONFIGでLANSAシステム構成の名前が指定された場合、このパラメータの値は使用されません。

OUTPUTパラメータ:

OUTPUTパラメータはありません。