SYSTEM_COMMAND

LANSA Composer

SYSTEM_COMMAND


このアクティビティは、オペレーティング・システム・コマンドを実行します。コマンドは同期実行されるため、処理シーケンスはコマンドが完了するまで待機してから、処理を続行します。実行するコマンド文字列をパラメータで指定すると、RESPONSEパラメータにオペレーティング・システムからの応答または結果コードが格納されて返されます。

注:

* このアクティビティを実行することによって、処理シーケンスにオペレーティング・システムとの依存関係が導入されます。

* 使用できるコマンドおよびその形式と構文は、オペレーティング・システムによって異なります。該当するオペレーティング・システムの資料を参照してください。

* コマンドは、必要な権限に応じて、処理シーケンスが実行される環境で実行できる必要があります。

* コマンドが正しく実行できなかった場合は、結果コードで通知されます。アクティビティは正常に終了します。失敗をエラーとして扱う場合は、RESPONSEパラメータを評価する必要があります。

* このアクティビティを使用して、(LANSA RDMLXアプリケーションを実行するために) LANSA X_RUNエントリー・ポイントを呼び出すことはできません。

INPUTパラメータ:

COMMAND01: 必須

実行するコマンドを指定します。コマンド名およびコマンド文字列の形式と構文はオペレーティング・システムで定義されます。指定可能な最大文字数は256です。必要なコマンド文字列がこれより長い場合は、COMMAND02およびCOMMAND03パラメータでコマンド文字列の残りの部分を指定できます。

このパラメータは必須です。指定しない場合はアクティビティがエラーを返します。

COMMAND02COMMAND03: 任意

これらの任意のパラメータで、コマンド文字列の部分2と3を指定します。COMMAND01パラメータの最大文字数の256よりコマンド文字列が長い場合は、このパラメータを使用します。指定した場合は、実行前にこれらのパラメータの値がコマンド文字列に追加されます。追加する前に、コマンド文字列の末尾のブランクが削除されます。したがって、コマンド文字列の部分1と2の間または2と3の間にブランク・スペースが必要な場合は、2つの部分の後のほうの先頭にブランクを追加します。

OUTPUTパラメータ:

RESPONSE

完了すると、指定したシステム・コマンド実行により生成されたオペレーティング・システムからの応答コードが、このパラメータに格納されます。正しく実行されると、ゼロの応答コードが返されます。IBM i サーバーの場合、応答コード1は失敗を示します。Windowsサーバーの場合、エラーが発生すると、Win32エラー・コードのいずれかが返されます。