4. トランザクション・ドキュメント処理
LANSA Composerの伝送、変換、プロセス統合の機能により、非常に柔軟で順応性のあるフレームワークが提供され、これを利用することであらゆるタイプのビジネス・プロセス統合の難題が解決できます。
多くの典型的なビジネス・プロセス統合には、類似した一般的なパターンがあります。このパターンは次のように分類されます。
- 取引先とのトランザクション・ドキュメント、例えばEDI, XMLやCSVなど、の交換
- トランザクション・ドキュメントとアプリケーション・データベース間のトランザクション情報のマッピング
- トランザクションを処理するためのアプリケーション特有の機能を実行
- 元の取引先とのトランザクション確認の交換
このパターンは非常に典型的なので、LANSA Composerでは既成のフレームワークを提供し、これを更に展開してユーザーの組織に特有の取引やドキュメント・タイプが網羅できるようになっています。また、このフレームワーク・ソリューションの一部として、LANSA Composerではトランザクション・ドキュメントを登録するデータベースとLANSA Composerドキュメント・マネジャが提供され、インバウンドとアウトバウンドの文書の流れが監視・管理できるようにします。
LANSA Composerのトランザクション・ドキュメント処理フレームワークの位置づけをより理解するために、次のような考え方をしてみてください。
- LANSA Composerの伝送、変換、プロセス統合の機能によるツールが提供され、これを利用して事実上全てのタイプのビジネス・プロセス統合の問題が解決できます。
- LANSA Composerのトランザクション・ドキュメント処理フレームワークにより、既成のしかも順応性のある実装が提供され、これらのツールを使用することで、あらゆるビジネス・プロセス統合のシナリオに対応します。
- このLANSA Composerのツールセットを使用して、提供されたフレームワークをユーザーの状況や必要条件に的確に適用させることができます。
EDIは特に専門の規律なので、トランザクザクション・ドキュメント処理フレームワークとLANSA Composerドキュメント・マネージャにはEDIドキュメント交換専用の特別な機能が含まれています。EDIドキュメントを交換しない場合は、提供されたソリューションのこの部分は無視してください。
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