TS_CONNECT

LANSA Composer

TS_CONNECT


このアクティビティは、提供されたサーバーIDとユーザー認証情報を使用して、aXesターミナル・サーバーに接続し、5250セッションにサインオンします。

自身の処理シーケンス内で、一度に複数のaXesターミナル・セッションを利用することが可能です。TS_CONNECTアクティビティのこのインスタンスにより作成されたセッションは、AXHANDLE OUTPUTパラメータにより識別されます。同じターミナル・サーバー・セッションで処理される、後続のすべてのaXesターミナル・サーバーのアクティビティ(TS_SETBYNAME やTS_SENDなど)には、同じ値をINPUTパラメータAXHANDLEに指定してください。

注:aXesターミナル・サーバー・セッション中に何らかのエラーが発生した場合、TS_DISCONNECTアクティビティが実行されない限り、TS_CONNECTアクティビティを含む処理シーケンスは再び開始する資格を失います。

INPUTパラメータ:

HOST :必須

接続するaXesターミナル・サーバーをホストするマシンのホスト名とIPアドレスを指定してください。

PORT :任意

aXesターミナル・サーバーへの接続に使用するポート番号を指定します。指定されない場合の省略値は80です。

USER :必須

このキーワードには、aXesターミナル・サーバーへの接続に使用するユーザー名を指定します。この名前はi/OSユーザー・プロフィールで権限を与えられたユーザー名でないといけません。

PASSWORD :必須

USERキーワードに指定した値に対応するパスワードを指定します。

AXPROJECT :任意

このパラメータには、今回のセッションで使用するaXesプロジェクトを設定することができます。プロジェクトには。ユーザー定義の画面やフィールドが含まれます。例えば、画面やフィールドに名前を付け、後にこの名前を使用して他のaXesターミナル・サーバーのアクティビティでその画面やフィールドを参照することが可能です。aXesプロジェクトは、ファイル・システムまたはaXesサーバのどちらのファイルにも保存できますが、ここではaXesサーバー・ベースのプロジェクトしか指定できません。

AXEXTENDEDTRACE :任意

このパラメータにYESを指定すると、LANSA Composerは追加のaXesTerminalServiceのトレース・オプションを使用し、これにより追加のJava Service Manager (JSM)のトレースが作成されます。この追加トレースは、適切な時点でターミナル・セッションのスクリーンをキャプチャするだけでなく、JSMトレース・ディレクトリに追加のaXes特有のトレース・ファイルを作成します。この追加トレースは、aXesターミナル・サーバーとの交信の診断時に役立つとともに、LANSA Composerソリューションのデザインやテストの段階でも便利になりうる機能です。ただし、追加トレースにより、更なる処理のオーバーヘッドが伴うため、パフォーマンスが影響を受けやすい実稼働環境では使用しない方が良いかもしれません。このパラメータが与える影響は、標準のLANSA Composerロギングとトレースシステムの有効な設定によります。このパラメータに値が指定されていない場合の省略値はNOです。

OUTPUTパラメータ:

AXHANDLE :必須

正常に終了すると、このOUTPUTパラメータには、TS_CONNECTアクティビティ・インスタンスにより作成されたセッションを識別できる値が格納されます。引き続き同じターミナル・サーバー・セッション上で動作する、全てのaXesターミナル・サーバーのアクティビティには、これと同じ値がAXHANDLEのINPUTパラメータに指定されなければなりません。

AXSCREEN :

正常に終了すると、このパラメータには現在のaXes 5250の画面名または署名が格納されます。画面名は、aXesプロジェクト名がAXPROJECTパラメータで指定された場合のユーザー定義の名前で、画面に割り当てられるものです。それ以外の場合は画面署名が戻されます。