1.1.4 LANSA ComposerとLANSA Integratorの違い

LANSA Composer

1.1.5 LANSA ComposerとLANSA Integratorの違い


LANSA Integrator製品についての知識があるユーザーもいるでしょう。そうしたユーザーは、LANSA ComposerとLANSA Integratorの関連について関心があると思います。。

LANSA Integratorは、、XMLおよびJava Servicesを使用して、A2A(Application-to-Application)およびB2B(Business-to-Business)トランザクションを統合する開発者のためのツールキットです。LANSA Integratorでは、統合タスクに関する難解な技術面は気にすることなく、非常に柔軟に、必要な形でLANSA、C、RPG、COBOLアプリケーションに統合タスクを組み込むことができます。ただし、LANSA Integratorを使用する場合、通常は、LANSA Integratorサービスにアクセスするために開発者がプログラム・コードを記述する必要があります。

LANSA ComposerにはLANSA Integratorが必要

LANSA Composerが備えるほとんどの機能は、LANSA Integratorサービスを使用して実装されます。用意されている多くのアクティビティ(伝送アクティビティを含む)や変換マップの実行時の使用には、LANSA Integratorサービスを利用します(ただし、Composerではプログラム・コードを記述しなくてもこれらを利用できます)。

LANSA Composerの対象ユーザーとの違い

LANSA Integratorは開発者を対象とした製品で、統合タスクを含む高度にカスタマイズされたアプリケーションを構築することができます。また、大量のデータを扱う高いスループットを必要とする場合に、最大のパフォーマンスを実現するには、LANSA Integratorサービスを直接利用するカスタム・アプリケーションを開発するのが最適です。

これに対して、LANSA Composerは経営分析を行う人を対象とした製品で、プログラミングの知識は必要ありません。こちらは、標準的な伝送、変換、その他のアクティビティを組み合わせてビジネス・プロセスを作成する場合に最適です。