dxstart.exeの構文とパラメータ
dxstart.exeのコマンドラインでスイッチやパラメータを指定して、その動作をコントロールできます。
dxstart.exe /request={dxclient|dxtxmon|dxrun|dxregister}
/lang=lll
/part=ppp
/offline
/shortcut=path
/request= {dxclient|dxtxmon|dxrun|dxregister}
このスイッチで実行するLANSA Composerクライアントのファンクションを指定します。 以下のようなファンクションを指定できます。
- dxclient:LANSA Composerクライアント・アプリケーションを開始します。 これは、スイッチが提供されない場合や値が認識できない場合の省略値です。
- dxtxmon:LANSA Composerドキュメント・マネージャ・アプリケーションを開始します。
- dxrun:処理シーケンスの”ショートカット”の実行を行います。 /shortcut スイッチでショートカットファイルのパスを提供しなければなりません。 通常の使用方法では、LANSA Composer処理シーケンスの"ショートカット"実行ファイル(.dxrun)と関連付けられたファイル拡張子がLANSA Composerに登録されています。こうすることで、省略値のWindowsエクスプローラにこの拡張子のファイルがあると、このスイッチと/shortcut スイッチでdxstart.exeが起動されます。
- dxregister:Windowsエクスプローラに .dxrun ファイルとdxstart.exe を関連付けて登録し、dxtstart.exeを起動させるために使用します。 これは、通常は標準のLANSA Composerクライアントのインストール処理の中で行われます。
/lang=lll
このスイッチはLANSA Composerクライアントの開始に使用される言語を指定します。 指定されていない場合は、LANSA Composerが自動的にフランス語と日本語のシステムを検知し、適切な言語でLANSA Composerクライアントを開始させます。 このスイッチが指定されている場合、その値が自動検知とdxstart.cfg ファイルに指定されているいずれの値も上書きします。
/part=ppp
このスイッチはLANSA Composerクライアントの開始に使用される区画を指定します。 このスイッチが指定されている場合、dxstart.cfg ファイルに指定されている値がすべて上書きされます。 標準のLANSA Composerインストールでは、クライアント・ソフトウェアは常にローカルのLICという名前の区画にインストールされるので、このスイッチは指定する必要はありません。 ここで指定された区画はLANSA Composerサーバーへの接続に使用される区画名に影響を与えませんし、上書きすることもありません。
/offline
/request=dxclient または /request=dxtxmonを使用して、このスイッチは
のダイアログを表示せずに、LANSA ComposerクライアントもしくはLANSA Composer ドキュメント・マネージャのアプリケーションをオフライン・モードで開始させます。LANSA Composerクライアントの標準インストールでは、ローカルのLANSA Composerデータベースもなくオフラインでは実行不可能なので、このスイッチは使用されません。
このスイッチはLANSA Composerクライアントが、WindowsのLANSA Composerサーバーのインストールと共に使用される時に使用します。
/shortcut=path
/request=dxrunで、このスイッチはLANSA Composer処理シーケンスの"ショートカット"ファイルが実行されるフルパスを指定します。 このファイルは通常はファイル拡張子.dxrun が付いています。 パスにスペースやその他の特別な文字が含まれている場合は、二重引用符(")でくくるようにしてください。