フレームワーク・プログラミング
プロトタイプを完成したときのみ、このセクションを読んでください。
実際のフィルターやコマンド・ハンドラーとして機能するプログラムを作成して、プロトタイプを実際のアプリケーションに変更します。フィルターまたはコマンド・ハンドラーを完了するたびに、それをフレームワークにスナップインし、プロトタイプ・バージョンを置き換えます。例えば、以下のようになります。
プロトタイプ・フィルターやコマンド・ハンドラーを実際のものと置き換えるにしたがって、フレームワークは次第にプロトタイプ・アプリケーションから実際のアプリケーションへ進化します。
ユーザーが作成するフィルターやコマンド・ハンドラー・プログラムはすべて、以下のいずれかのタイプでなくてはなりません。
Windows |
標準のWindows環境で稼動するVisual LANSAコンポーネント 「ウィンドウ・フィルターおよびコマンド・ハンドラーの構造」を参照してください。 |
WAM |
Webブラウザーのインターフェースで動作するWebコンポーネントのLANSA。RDMLXコンポーネントとしてコーディングされ、WEBROUTINEコマンドを使用します。 LANSA 10.5以降をインストールしたシステムでのみ、WAMコマンド・ハンドラーとフィルターが使用できます。 「WAMフィルターとコマンド・ハンドラー構造」を参照してください。 |
非表示コマンド・ハンドラーは、タスクを実行するが、表示されないタイプのコマンド・ハンドラーです。「非表示コマンド・ハンドラー構造」を参照してください。
通常は、フィルターやコマンド・ハンドラーを手でコーディングする必要はありません。フレームワークは「コード ウィザード」を搭載しており、これがコードを生成します。
フィルターとコマンド・ハンドラーの基本構造を理解すると、その中で使用できるフレームワークの機能も理解できるようになります。
· フレームワークAncestorコンポーネント(WINDOWSのみ)
フィルターとコマンド・ハンドラーの経験を積んでいくにつれ、より高度な機能にも興味がわくはずです。
· コード・テーブル