ウィンドウ・フィ ルターおよびコマンド・ハンドラーの構造
WINDOWSの みに適用されます。
WINDOWS フィルターおよびコマンド・ハンドラー:
· す べてのWindowsアプリケーションに使用されます。
· 通 常表示されます。
· フォー ムは標準のVisual LANSAフォーム・ペインターでペイント可能です。(つまり、Visual LANSAエディターでフィルターおよびコマンド・ハンドラーのソース・コードを見直す際にはデザインタブを使用)
· ク ライアント・システムで実行します。
· Windows ベースなので状態を保持できます。
WINDOWS フィルターまたはコマンド・ハンドラーの構造は、以下のようになります。
フィルターやコマ ンド・ハンドラーには、重要な項目が何点かあります:
す べてのフィルターおよびコマンド・ハンドラーはフレームワークに組み込まれているベース・クラスを拡張(継承)します。フィルターは#VF_AC007、 コマンド・ハンドラーは#VF_AC010という名のクラスを拡張します。どちらの場合も、ベースクラスは一組の定義済みの動作をコマンド・ハンドラーや フィルターに提供します。 |
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す べてのフィルターとコマンド・ハンドラーは、フィルターやコマンド・ハンドラーが作成されるときに1度だけ実行される、uInitializeというオプションのメ ソッドを持つことができます。通常、フィルターとコマンド・ハンドラーが表示するフォームの詳細を埋めるためにこれを使用します。 |
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す べてのフィルターとコマンド・ハンドラーは、フィルターやコマンド・ハンドラーが破棄されるときに1度だけ実行される、uTerminateというオプションのメ ソッドを持つことができます。通常、フィルターとコマンド・ハンドラーが使用している資源を解放するためにこれを使用します。 |
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通 常、コマンド・ハンドラーにはuExecuteメソッドがあります。このメソッドはコマンド・ハンドラーに関連付けられているフレームワーク・コマンドを ユーザーが実行するといつも呼び出されます。フィルターはコマンドに関連付けられないため、uExecuteメソッドを持っていません。フィルターは単に そのユーザー・インターフェースを表示し、ユーザーが動作を指示するのを待ちます(例:検索ボタンをクリックする)。 |
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コ マンド・ハンドラーは、ユーザーがコマンド・ハンドラーを再表示させた(つまり、有効にした)際に実行するuActivateというオプションのメソッド を持つことができます。これは別のビジネス・オブジェクトからコマンド・ハンドラーに切り替えたのに、コマンドを実行しなかった場合などです。このメソッ ドを使用することは極めて少なく、非常に特殊です。使用する場合は、事前に目的と起動のタイミングを理解してからにしてください。 |
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ほ とんどのフィルターとコマンド・ハンドラーは、それぞれに独自のイベント処理ルーチン(EvtRoutine/EndRoutineコマンド・ペア)とメ ソッドルーチン (Mthroutine/EndRoutine)コマンド・ペアを持っています。このサンプルでは#Save_Button and #Transfer_Buttonという2つのボタンの「クリック」イベント・ルーチンを示します。これらのルーチンのロジックはそれぞれのボタンをユー ザーがクリックしたときに起こることを定義します。 |
フレームワークが いつ、どこで、どのようにフィルターやコマンド・ハンドラーが作成されるか管理することを除けば、WINDOWSフィ ルターやコマンド・ハンドラーを書くことは、他のVisual LANSAの再利用可能なビジュアル・パーツを書くことに似ています。