フレームワークWAMでのLANSAウェブレットの使用
Visual LANSAフレームワークWAMアプリケーションでは、LANSAウェブレットを使用できます。
LANSAウェブレットを使用する場合は、以下の点に注意してください。
· LANSAウェブレットは、Webサーバーに要求を送信するときに、WAMフィルターまたはコマンド・ハンドラーで「イベント」として識別される必要があります。
· イベントの識別子によって、WAMフィルターまたはコマンド・ハンドラーは、要求と動作を行ったウェブレット(例えば、OK、保存、キャンセルのどのボタンがクリックされたか)を特定できます。
· イベントの識別では、VF_WAMEVENTという特殊なフィールドを使用します。
· VF_WAMEVENTは、LANSAウェブレットのreentry fieldとして指定されています。
· これに割り当てられた値によって、フィルターまたはコマンド・ハンドラーでイベントを識別できます。
VLF WAMでLANSAウェブレットを使用するには、以下のステップに従います。
1. LANSA IDEのWAMエディターでLANSAウェブレットをVLFフィルターまたはコマンド・ハンドラーWAMに追加します。
2. ウェブレットの詳細タブで、ウェブレットのreentryfieldプロパティを'VF_WEBEVENT'に設定し、reentryvalueプロパティをイベントの識別子(例えば、'BUTTON.CLICK')に設定します。VF_WAMEVENTおよび再入力値は単一引用符で囲む必要があります。
3. ウェブレットのon_click_wamnameプロパティをVLFフィルターまたはコマンド・ハンドラーWAMの名前(例えば、'DM_T2901')に設定し、on_click_wrnameプロパティを'uHandleEvent'に設定します。これらのプロパティの正しい値は、プロパティ・フィールドのドロップダウンから選択できます。
4. VLF WAMのイベントをLANSAウェブレットのreentryvalueプロパティで使用したのと同じイベント識別子に登録します。
5. 必要な処理を実行するために、VLF WAMに対応するイベント・ハンドラーを作成します。
注:「インライン・リスト」ウェブレットをWAMで使用する場合は、インライン・リスト・ウェブレットを使用するWAMは廃止予定のVLF WAMTRANS=C (クライアント側XML変換)オプションを使用できないので、WAMはサーバー側XML変換に固定されます。