ステップ1. ミニ・フィルターのインターフェースを作成する
このステップでは、Employeesビジネス・オブジェクトのミニ・フィルターになる再利用可能パーツを作成します。
1. Visual LANSAエディターを起動します。
2. 再利用可能パーツを作成します。 フィルター名としてiiiCOM07、説明に社員ミニ・フィルターと指定します(ここでiiiは入力者のイニシャルです。Visual LANSAの非ライセンス版または試行版を使っている場合は、iiiの部分をDEMとする必要があります)。
全てのプロパティが表示されていることを確認してください。
3. [オプション]メニューから[設定]オプションを選択します。
4. [詳細]をクリックし、[拡張機能の表示]オプションが選択されていることを確認します。
5. コンポーネントの[詳細]タブをクリックします。
6. [Ancestor]プロパティをクリックし、次にプロンプト・ボタンをクリックします。
7. コンポーネント#VF_AC007を選択します。これは、ミニ・フィルターがプロパティ、イベント、およびメソッドを継承するフィルターのAncestorコンポーネントです。
8. [OK]ボタンをクリックします。
9. [お気に入り]タブをクリックし、[共通の制御]タブを選択します(Visual LANSA 11 SP 5より前のバージョンを使用している場合は、[リポジトリ]タブの[システム情報]内の[プリミティブ]グループで該当のコントロールを探します)。
10. [パネル]コントロールを[デザイン]ビューにドラッグし、再利用可能パーツの左上部にドロップします。
パネルには、ミニ・フィルターのコンテンツが含まれます。実行時に、ミニ・フィルター領域に表示するコンテンツを含むパネルをフィルターに対して指定します。したがって、複数のミニ・フィルター・パネルがある場合でも、実行時には適切なものを表示することができます。
11. パネルを選択して[詳細]タブをクリックします。
12. パネルのプロパティを設定します。
Left |
2 |
Top |
2 |
Width |
400 |
Height |
25 |
13. [お気に入り]タブの[共通の制御]タブを表示します。
14. チェックボックス・コントロールをパネルの左上隅にドラッグします。
すべてのオブジェクトをパネルの左上部分に配置する必要があります。パネル上のオブジェクトの最大高さは、Visual LANSAフレームワーク・アプリケーションのツールバーの高さ(25ピクセル)に制限されます。したがって、コンポーネントの上プロパティの値をコンポーネントの高さプロパティの値に加算しても、合計は25を超えません。
このチェックボックスは、フィルターの使用時にエンド・ユーザーがインスタンス・リストをオプションでクリアするのに使用します。
15. [詳細]タブで、チェック・ボックスのデフォルトのプロパティを設定します。
ButtonState |
チェックあり |
Caption |
リストのクリア |
Height |
21 |
Left |
0 |
Name |
CLEAR_LIST |
Top |
0 |
Width |
75 |
16. [リポジトリ]タブをクリックします。
17. PSLMSTファイルを探し、展開します。
18. SURNAMEフィールドをパネル上のチェックボックスの右側にドラッグします。
19. [詳細]タブをクリックしてSURNAMEフィールドのプロパティを設定します。
Left |
75 |
MarginLeft |
120 |
Top |
1 |
Width |
250 |
20. ミニ・フィルターを保存します。