インスタンス・コマンド
選択したコマンドをビジネス・オブジェクトのインスタンスに適用する場合は、このオプションを選択します。インスタンス・コマンドは「インスタンス・リスト」のインスタンスを右クリックしたときに表示されます。
コマンドがビジネス・オブジェクト、またはそのインスタンスに適用するために、最適に実装されているかどうかはコンテキストによります。
例えば、ビジネス・オブジェクトEmployeeと、インスタンスemployee A1234 Veronica Brownがあるとします。新しい従業員をユーザーに入力させるために、新規作成コマンドを作成します。論理的には、このコマンドはビジネス・オブジェクトEmployeeに適用されます。したがって、作成コマンドについては、インスタンスコマンドオプションを選択しません。
各従業員の詳細を表示するには(つまり、Employeeビジネス・オブジェクトのインスタンス)、詳細コマンドを追加します。このコマンドは各従業員の詳細(電話番号、給料など)を表示し、ビジネス・オブジェクトを表示するものではないので、インスタンス・コマンドとして作成する必要があります。詳細については、インスタンスコマンドオプションを選択します。
インスタンス・コマンド・ハンドラーは、複数のインスタンスを一度に処理するように記述できます。この動作を確認するには、[プログラミング テクニック アプリケーション] -> [基本] -> [選択、現行および全て入力]を参照してください。