ユーザー・オブジェクト・タイプ

Visual LANSA

ユーザー・オブジェクト・タイプ


省略可能。このフィールドでは、ユーザー定義オブジェクト・タイプをこのオブジェクトに指定することができます。

アプリケーションによっては、使用するオブジェクトにオブジェクト・タイプを設定することは便利です。オブジェクト・タイプを使用して、さまざまなタイプのオブジェクトを処理できる汎用のフィルターやコマンド・ハンドラーを作成できます。

例えば、さまざまな種類のビジネス・オブジェクトの処理を実行する汎用のフィルター・ハンドラーを記述できます。ビジネス・オブジェクトにEMP(従業員用)およびCUST(顧客用)などのユーザー・オブジェクト・タイプを割り当て、このタイプに基づいてフィルター・ハンドラー内の処理を区別します。この目的でオブジェクトのキャプションプロパティは使用できません。このプロパティが複数言語になる可能性があるためです。

同様に、新規作成コマンドとコピーコマンドの両方を扱う汎用のコマンド・ハンドラーを作成することもできます。異なるユーザー・オブジェクト・タイプでコマンドを割り当てることができます。

ユーザー・オブジェクト・タイプはプロパティ#Com_Owner.avCommandTypeおよび#Com_Owner.avObjectTypeにより参照されます。「フレームワークAncestorコンポーネント」も参照してください。

名前の確認ボタンをクリックすると、フレームワーク内の他のすべてのユーザー・オブジェクト名/タイプの値と照合して入力した値が固有かどうかがチェックされます。このチェックは、値を編集すると自動的に実行されます。

将来のコード・ページ変換の問題を防ぐために、ユーザー・オブジェクト・タイプには大文字英数字(つまり、A->Z)のみを使うことをお勧めします。DBCS文字は使用しないでください