はじめに

Visual LANSA

はじめに


UF_TRVRSという名前のVL再利用可能パーツを作成します。「UF_TRVRS - VLFオブジェクトのシグナルの送信」に用意されているサンプル・コードをコピーしてパーツに貼り付け、コンパイルします。

UF_TRVRSは、すべてのクエリーを駆動するエンジンです。現状を調査し、各種のフレームワーク・オブジェクトを検出した場合にプログラムにシグナルを送信します。

まず、#UF_TRVRS.uTraverseFrameworkを起動します。オブジェクトが検出されるたびに、uTraverseFrameworkはクエリー・プログラムにシグナルを送信します。シグナルは、決まった順序で発行されるわけではありません。このプロセスは、XMLドキュメントの解析と非常によく似ています。

例えば、フレームワークのすべてのアプリケーションについて全キャプションのリストを作成する場合は、次のようなルーチンをクエリー・プログラムに追加します。

EvtRoutine Handling(#UF_TRVRS.Application) Reference(#TheApplication)

 

#Std_TextL := #TheApplication.UCaption

Add_Entry #MyListView

 

Endroutine