ステップ2. avSignalEventを社員情報コマンド・ハンドラーに追加する

Visual LANSA

ステップ2. avSignalEventを社員情報コマンド・ハンドラーに追加する


このステップでは、社員情報コマンド・ハンドラーのSAVE_BUTTONイベントを変更します。

1.    社員情報コマンド・ハンドラーiiiCOM03を探して開きます。

2.    [ソース]タブを表示します。

3.    SAVE_BUTTONクリック・イベントを探します。次のコードをEndroutineの前に追加します。

 

#com_owner.avSignalEvent WITHID(EMPLOYEE_CHANGED) SENDAINFO1(#EMPNO) TO(FRAMEWORK)

 

 

 

フレームワーク内の他のコンポーネントへ通知するイベントがある場合は、avSignalEventメソッドを使用します。

·         通知するイベントIDをWithIDパラメータに、渡す任意の英数字値または数値をSendAInfon またはSendNInfonパラメータに指定します。ここで、nは1、…、5になります。このサンプルでは、イベントはEMPLOYEE_CHANGEDで、社員番号が渡される値です。

·         デフォルトでは、Toパラメータの値はFRAMEWORKです。つまり、フレームワーク内の任意のアクティブなコンポーネントがこのシグナルを受信するので、これがToパラメータの値に関連したものであることをテストして確認する必要があります。イベントがこのコンポーネントが常駐するビジネス・オブジェクトにのみ関連することがわかっている場合は、パラメータToをBUSINESSOBJECTに設定し、非常に限られたコンポーネントにこのイベントが通知されるようにします。このテクニックを使用すると、アプリケーションのパフォーマンスを改善できます。ミニ・フィルターの場合は、フレームワーク・レベルでのシグナル通知が必要です。

 

4.    コマンド・ハンドラーをコンパイルします。