ブラウザー・アプリケーションで使用する表示スタイルを変更する
フレームワークはカスケード・スタイル・シートを使用してブラウザー・アプリケーションの表示を定義します。カスケード・スタイル・シートは3セット組み込まれており、3セットそれぞれが別のスキンをサポートしています。組み込まれているカスケード・スタイル・シートは以下のとおりです。
カスケード・スタイル・シート名 | 説明 | 修正の要/不要 |
VF_VS001.css | すべてのスキンに共通のスタイル | 不要 |
VF_VS001_<skin>.css(ここで<skin>はWIN、WEB、XPのいずれか) | 修正してはいけないスキンとして指定したスタイル | 推奨しない |
UF_VS001_<skin>.css(ここで<skin>はWIN、WEB、XPのいずれか) | 修正してもよいスキンとして指定したスタイル | してもよい |
ただし、スタイル・シートを修正する前に、以下に注意してください。
フレームワークの新バージョンはインストールされているカスケード・スタイル・シート・ファイルをすべて上書きします。すべての変更を保存する必要があり、場合によっては新しいフレームワークのバージョンにアップグレードした後、それを再度適用する必要があります。
スタイル・シートに変更を加える場合はある程度のカスケード・スタイル・シートの知識が必要です。カスケード・スタイル・シートに関する数多くのトレーニングやチュートリアル資料がインターネットで入手できます。
組み込みスタイル・シートにユーザーが加えた変更に関するサポートは受け付けられません。
スタイル・シートの実装とテストは複雑です。これはプロジェクトのスケジュールに影響する大きな問題になる可能性があります。アプリケーションの機能コンポーネントを実装し終わった後で、スタイル・シートを変更することを推奨します。