非表示コマンド・ハンドラー構造

Visual LANSA

非表示コマンド・ハンドラー構造


以下に適用されます。WindowsアプリケーションとWebアプリケーション。

非表示コマンド・ハンドラーの説明

·         他のコマンドと同様の方法で実行されますが、タブまたは別のウィンドウに表示されず、ユーザーからは見えません。

·         画面表示を伴わないタスクの実行に使用されます。

·         Windowsアプリケーションの場合、非表示コマンド・ハンドラーはAncestorとして再利用可能パーツで、vf_ac020セットを備えています。

·         Webアプリケーションの場合、非表示コマンド・ハンドラーはVisual LANSAのファンクションです。

·         ほとんどの画面表示を伴わないフレームワークとインスタンス・リストのサービスを利用できます。

 

構造上、Windowsアプリケーションの非表示コマンド・ハンドラーはWindowsコマンド・ハンドラーと似ていますが、次の重要な違いがあります。

·         非表示コマンド・ハンドラーは、ベース・クラス#VF_AC020を拡張します。

·         非表示コマンド・ハンドラーは、オプションのメソッドuInitializeを使用しません。

·         非表示コマンド・ハンドラーは、オプションのメソッドuTerminateを使用しません。

·         非表示コマンド・ハンドラーは、イベントをlistenしません。

 

Webアプリケーションの非表示コマンド・ハンドラーは、次のような特徴があります。

·         標準のVisual LANSAファンクションです。

·         REQUESTコマンド、DISPLAYコマンドなどの表示エレメントを含みません。

·         同じレベルの同じビジネス・オブジェクトのコマンドに指示できません。

·         イベントをリスン(listen)しません。

 

非表示コマンド・ハンドラーを使用する場合は、次の点に注意してください。

·         省略値のコマンドオプションをインスタンス・レベルのコマンドの場合は NEVER に、ビジネス・オブジェクト・レベルのコマンドの場合は NO に必ず設定します。

·         [他のコマンド・タブを隠す]オプションを設定しないでください。

·         RAMP Destination画面に接続しないでください。

·         情報をユーザーに表示しようとしたり、ユーザーとのやりとりの中で表示しようとしないでください。非表示は表示しないためのものです。

 

Windowsアプリケーションの非表示コマンド・ハンドラーの例

Webアプリケーションの非表示コマンド・ハンドラーの例