選択ブロックサイズ

Visual LANSA

選択ブロックサイズ


組み込み関数CONNECT_FILEがサーバー接続時に使用するブロック・サイズのパラメータです。このプロパティでは、クライアント・システムで実行されるSELECTコマンドでサーバーから1度に転送されるレコード数を定義します。大きいブロック・サイズを使用することでパフォーマンスが向上するので、新しいサーバーを定義するときのデフォルト値は500になります。反対に、小さいブロック・サイズを使用すると、アプリケーションのパフォーマンスは低下します。 

50より小さい値に設定しないことが推奨されています。

この値は、CONNECT_FILE組み込み関数を使用して任意のプログラムでオーバーライドできます。

値のオーバーライドはすべてのファイル、ファイルの汎用グループ、または個別のファイルに対して実行できます。

詳細については、『LANSA テクニカル リファレンスガイド』のCONNECT_FILE組み込み関数を参照してください。

コードの中でWITH_KEYやWITH_RRNパラメータを使用せずにUPDATEやDELETE処理を実行すると、ブロックの一番最後のレコードに対してその処理が実行されますが、これは必ずしもプロクラムに読み込まれた一番最後のレコードではないことに注意してください。

ですからUPDATEまたはDELETE処理を最後に読み取られたレコードに対して使用する必要がある場合は、代わりにWITH_KEYまたはWITH_RRN値を提供するか、一時的にCONNECT_FILE組み込み関数を使用してブロック・サイズを1に下げ、その後高い値に戻すようにしてください。