ステップ1. Windowsモードでプロトタイプを検証する
プロトタイプが完成しました。これで、エンド・ユーザーが表示したときにプロトタイプがどのような外観になるのかを確認できます。
1. フレームワークが動作している場合はいったん停止してください。何らかの変更を施した場合は保存します。
2. フレームワークをエンド・ユーザーとして起動してください。
フレームワークをエンド・ユーザー・モードで起動した場合、フレームワークメニューや管理メニューは表示されず、ポップアップ・メニューには設計用のコマンド・オプションが表示されません(「カッコ内のメニューオプション」を参照)。
3. プロトタイプの動作を確認しますコンパイルなどの作業は不要で、そのまま実行できます。
a. III HRアプリケーションを選択し、ビジネス・オブジェクトやコマンドを表示する。
b. Statistical Reportingビジネス・オブジェクトを選択し、コマンド・ハンドラーを確認する。
c. Employeesビジネス・オブジェクトを選択し、コマンド、フィルター、インスタンス・リスト、コマンド・ハンドラーを確認する。
4. エンド・ユーザーが行う作業を分析したリストがあれば、これと対照して、不足している機能がないか確認してください。
5. これをもとに実際のアプリケーションを構築する予定であれば、この時点でエンド・ユーザーにプロトタイプを試用してもらいます。システムが目に見える形になっていれば、ユーザーにとってもコメントしやすいと思います。