ステップ4. 実際のBy Locationフィルターを作成する
このステップでは、実際のBy Locationフィルターを作成します。
1. フレームワークで、コード ウィザードを起動します。
2. ツリーを順次展開してBy Locationフィルターを見つけ、選択してください。
3. 標準MS Windowsとタイプ「ファイルもしくはビューを使用した検索を行うフィルター」を選択します。
4. 物理ファイルにPSLMSTを指定します。
5. [次へ]ボタンを押します。
· 視覚的に識別するためのフィールド(VISUAL IDENTIFIERS)として、EMPNO、GIVENAME、SURNAMEを指定
· プログラム上で識別するためのフィールド(PROGRAMATIC IDENTIFIERS)としてはEMPNOのみを指定
· 追加の列(ADDITIONAL COLUMNS)は指定不要
6. [次へ]ボタンを押すと次の問い合わせに進みます。今度はフィルターが検索に使うファイルまたはビューを選択するよう求められます。
· 検索の基となる物理ファイルとしてPSLMSTを指定
· PSLMST1というファイル・ビューを選択(部門、課、社員No.によって従業員を分類したもの)
· 検索キーとしてDEPTMENTおよびSECTIONを選択
· 「選択されているキーは全て指定必須」はオフ
· 「総称検索を可能にする」はオフ
· 「フィルターのキーの値を記憶します」はオン
· 「ユーザーにインスタンス・リストのクリアを許可」はオン
7. その他のオプションの画面が表示されます。何も選択せず、そのまま「コード生成」ボタンをクリックしてください。コード ウィザードの右側に、生成されたコードが表示されます。
8. 生成されたソースコード ウィンドウで、新しいフィルター名をiiiCOM02と指定し、説明文を入力してください。作成ボタンをクリックするとフィルターが生成されます。
(生成されたコードをコードをクリップボードにコピー ボタンでクリップボードにコピーし、既存の再利用可能パーツに貼り付ける、という方法もあります。
9. フィルターがVisual LANSAエディターに表示されています。コンパイルします。