CITRIX、ISAおよびWindows Terminal ServerのProjected Desktop Technologiesの使用

Visual LANSA

CITRIX、ISAおよびWindows Terminal ServerのProjected Desktop Technologiesの使用


アプリケーションをCITRIXやWindows Terminal Serverなどのプロジェクト・デスクトップ・テクノロジ経由で配布する場合、必ず最終的に配布した状態を再現できる環境で早期に、また頻繁にテストする必要があります。

例えば、100人のユーザーが各デスクトップ上で一斉にMS-Officeを起動すると、それぞれのデスクトップ・システムに大きな負荷がかかりますが、サーバーには基本的なファイル・サービス以外で軽い負荷がかかります(サーバー上で何らかの形でMS-Officeリソースを共有している場合に限る)。しかし、100人のユーザーがMS-Officeをプロジェクト・デスクトップ環境で起動するとこの負荷は軽減されます。MS-Officeデスクトップ・イメージをプロジェクトするためにクライアントが軽い負荷を受けている間、(MS-Officeのインスタンス100個が実際に一斉に起動される)サーバーは大きな負荷を受けます。

プロジェクト・デスクトップ・テクノロジは保守、制御、配置の点は有効な提案ですが、クライアントの負荷の総計に絶えうる能力がサーバーにあることを確認する必要があります。各クライアント・システムで使用できるデスクトップCPUパワーとリソースを大幅な消費することを前提としたアプリケーションを設計しており、配布モデルにプロジェクト・デスクトップ・テクノロジを使用する場合、全クライアントが一斉に掛けるCPU負荷と要求するリソースの総計に使用しているサーバーが耐えられることを確認する必要があります。