基本インスタンス・リスト処理
フレームワークでは、フィルターを使用して、顧客や受注データなどのビジネス・オブジェクト・リストが作成されます。ユーザーがインスタンス・リストに表示されたビジネス・オブジェクト・インスタンスをクリックすると、通常、コマンドハンドラータブのセットが表示され、ビジネス・オブジェクトに関するさまざまな詳細や、そのビジネス・オブジェクトに対して実行できるさまざまな処理が示されます。例えば以下のようになります。
このモデルはプログラム的に非常に簡単です。
通常、フィルター内の検索ボタンは次のように動作します。
* リスト更新の開始を示して、フレームワークをビジーに設定する
Invoke Method(#avListManager.BeginListUpdate)
* まずリストをクリアする
Invoke Method(#avListManager.ClearList)
* 検索条件に一致するビジネス・オブジェクトを、(通常はデータベース・テーブルの行から)選択し、
* インスタンス・リストに追加する
Select Fields() From_File() With_Key() Where()
Invoke Method(#avListManager.AddtoList) .....
EndSelect
* リスト更新の終了を示す
Invoke Method(#avListManager.EndListUpdate)
構造上、このロジックには、ほとんどのフィルターとインスタンス・リストが連携する方法が反映されています。