プログラムによるサーバー接続チェック

Visual LANSA

プログラムによるサーバー接続チェック


#avFrameworkManager.avCheckConnectionメソッドはフィルターおよびコマンド・ハンドラー・コードで使用できます。

このメソッドは、接続を使用する操作(検索や保存など)の直前に、コマンド・ハンドラーまたはフィルター内でサーバー接続のチェックに使用します。

このメソッドを起動するとサーバー・チェック・ファンクションがサーバー上に呼び出されるので、起動する頻度がパフォーマンスに与える影響を考慮し、さらにテストで確認することをお勧めします。例えば、100データベース行を挿入するループが反復するごとに、このメソッドを起動することをお勧めします。

メソッド: avCheckConnection

パラメータ

名前

使用方法

クラス

説明

省略値

Server

入力−オプション

アルファベット−32文字以内

チェックするサーバー(ユーザー・オブジェクト名/サーバーのタイプ)

現在のサーバー

AttemptReconnect

入力−オプション

Boolean

接続に失敗したことが検出されると、再接続を試行

TRUE

IssueMessages

入力−オプション

Boolean

接続の失敗をユーザーに通知するメッセージを発行

FALSEに設定されている場合は、ActionOnFailパラメータが無視され、ユーザーとの通信は試行されません。 

TRUE

ActionOnFail

入力−オプション

Boolean

再接続の試行が失敗したときの対応。ABORTまたはNOTIFY/RETRY

·         ABORT

ユーザーに通知され、これ以上の処理は実行されず、タイマーが非アクティブになります。

ユーザーがその後avCheckConnectionを開始すると、接続がもう1度試行されます。

·         NOTIFY/RETRY

ユーザーに通知し、ユーザーからの再試行の指示を待機して、ユーザーが[OK]を押したら再試行します。

ループごとに、ユーザーは[OK]または[キャンセル]を選択できます。[キャンセル]を選択した場合は、次のようになります。

これ以上の処理は実行されず、タイマーが非アクティブ化されます。

ユーザーがその後avCheckConnectionを開始すると、通知/再試行の全サイクルが再開されます。

サーバー値(サーバー・プロパティで設定)

OfflineOK

入力−オプション

Boolean

TRUEに設定されており、ユーザーがこのサーバーに接続したことがない(例:オフラインで作業している、またはシステムがローカル・データベースを使用するように定義されている)場合は、avCheckConnectionがOKを返します。

FALSEに設定されており、ユーザーがこのサーバーに接続したことがない場合は、avCheckConnectionがERを返します。

TRUE

ReturnValue

出力 - オプション

アルファベット−2文字以内

通常はOK(接続中)またはER(未接続)。ただし、ファンクションIIPの接続テストのコードを記述して、他の値を返すようにすることができます。

 

使用例