フレームワークに基づくWebアプリケーションのパフォーマンス評価
フレームワークWebアプリケーションで処理パフォーマンスに問題がある場合は、次のような手順の反復により解決する必要があります。
1. パフォーマンス上最も影響の大きい箇所を特定する
2. パフォーマンス改善の効果がありそうな箇所を修正する
3. その結果(改善したか、または悪化したか、など)を評価する
4. 次に影響の大きい箇所を特定し、2に戻る
パフォーマンスに対する影響が大きい箇所を特定し、修正した結果を評価するためには、系統的に作業を進めること、必要ならばいつでも元に戻せるよう準備することが大切です。以下にいくつか提言事項を示します。
ステップ1. いつでも元の状態を復元できる、安定した環境で作業する
ステップ2. 繰り返し実行可能な評価スクリプト(RAS)を用意する
ステップ3. 評価スクリプトを随時実行することにより、現状を正しく把握し、また、修正した結果を評価する