プログラム的識別子
プログラム的識別子を設定する必要があります。これらの識別子によりフィルターやコマンド・ハンドラー(つまり作成したプログラム)が各ビジネス・オブジェクト・インスタンスを固有に識別できます。
リスト・マネージャーでは一組のパラメータで、選択したプログラム的識別子を表します。
· AKey1、AKey2、AKey3、AKey4およびAKey5はビジネス・オブジェクト・インスタンスを識別する英数値を設定します(または受け取ります)。これらはオプションで、その最大文字数は(各々)32文字です。
· NKey1、NKey2、NKey3、NKey4およびNKey5はビジネス・オブジェクト・インスタンスを識別する数値を設定します(または受け取ります)。これらはオプションで、その最大精度は(各々)15,0文字です。
そのため、ビジネス・オブジェクト・インスタンスは最大10個までのプログラム的識別子を持つことができます。英数型5個、数値型5個までで組み合わせは自由です。識別子は1つか2つしか使わないかもしれませんが、複数の情報を連結して1つのAKeyn値に入れることができるので、事実上10以上のキーを持つことができます。
以下にビジネス・オブジェクトを識別する方法の例を示します。
ビジネス・オブジェクト | AKey1 | AKey2 | AKey3 | AKey4 | AKey5 | NKey1 | Nkey2 | Nkey3 | Nkey4 | Nkey5 |
Product | 製品数 | |||||||||
Customer | 顧客番号 | |||||||||
Account | 口座番号 | 会社番号 | 主口座 | 副口座 | ||||||
Department | 部署コード | |||||||||
Section | 部署コード | セクション・コード |
これらの識別子はプログラムにビジネス・オブジェクト・インスタンスを固有に識別できる必要があります。しかし、(ビジュアル識別子にしない限り)識別子は誰にも見えないので注意してください。