HTTPサーバーで作業フォルダにアップロードするためのスクリプト
フレームワークは、Visual LANSAワークステーションからLANSA for the Webのイメージ・フォルダーおよびLANSA for the Webのプライベート作業フォルダーにデータをコピーする必要があります。
FTPまたは単にDOS COPYコマンド(IFSフォルダーにドライブがマップされていることが前提)でコピーできます。
これは、ユーザーが作成した小さいスケルトン・スクリプトを拡張、実行して実現します。
使用するスクリプトは、作成(あるいは修正)する必要があります。
マップ・ドライブがあり、ステップ10でLANSA for the Webフォルダーへオプションでマップしたドライブの詳細を入力したら、以下を実行します。
· スクリプトタイプをコマンドに変更します。
· サンプルスクリプトの生成ボタンをクリックします。
· スクリプトの例がスクリプト・ウィンドウに表示されます。
· スクリプト・ウィンドウは入力可能で、必要に応じてスクリプトを変更できます。
· スクリプトをレビューし、ディレクトリ名が正しいことを確認します。区画のExecuteディレクトリからLANSA for the Webのイメージ・ディレクトリとプライベート・フォルダーに情報がコピーできるよう、必要に応じてスクリプトを変更します。
マップ・ドライブがない場合、またはFTPでファイル転送したい場合
· スクリプトタイプをFTPコマンドに変更します。
· サンプルスクリプトの生成ボタンをクリックします。
· スクリプトの例がスクリプト・ウィンドウに表示されます。
· スクリプト・ウィンドウは入力可能です。
· スクリプト2行目の"===> Replace this line with your FTP user profile <==="の文字列を、FTPファイル転送に使用するユーザー・プロファイルに書き換えます。通常、これはSystem iのユーザー・プロファイル(例:QPGMR)です。
· スクリプト3行目の"===> Replace this line with your FTP password <==="の文字列を、FTPファイル転送に使用するユーザー・プロファイルに書き換えます。通常、これはSystem iのユーザー・プロファイル・パスワード(例:PGMR)です。ただし、使用しているユーザー・プロファイルとパスワードの詳細はフレームワークXMLファイルには保存されず、Visual LANSAシステムにのみ保存されます。
· スクリプトをレビューし、ディレクトリ名が正しいことを確認します。区画のExecuteディレクトリからLANSA for the Webのイメージ・ディレクトリとプライベート・フォルダーに情報がコピーできるよう、必要に応じてスクリプトを変更します。
例えば、サンプルスクリプトの生成ボタンを押した後、以下が表示される場合があります。
OPEN 608.89.58.81
===> Replace this line with your FTP user profile <===
===> Replace this line with your FTP password <===
LCD "C:\PROGRAM FILES\LANSA\X_WIN95\X_LANSA\x_dem\execute"
PROMPT
........... etc ................
FTPユーザー・プロファイルがQPGMRで、パスワードがMOUSEの場合は、生成したサンプルを以下のように変更します。
OPEN 608.89.58.81
QPGMR
MOUSE
LCD "C:\PROGRAM FILES\LANSA\X_WIN95\X_LANSA\x_dem\execute"
PROMPT
........... etc ................
System i上で稼動しているWindows WebサーバーとApache Webサーバーでは、場合によってはディレクトリ名を変更する必要があります。
例えば、イメージ・フォルダーの仮想フォルダー名がImagesの場合、サンプルFTPスクリプトの生成ボタンを押した後、以下が表示される場合があります。
CD "//Images"
MPUT <<PUT_SHARED_FILES>>
CD "//Images/My_Private_Folder"
MPUT <<PUT_PRIVATE_FILES>>
........... etc ................
イメージ・フォルダの実フォルダ名がLANSAIMGの場合、生成したサンプルを以下のように変更します。
CD "\lansaimg"
MPUT <<PUT_SHARED_FILES>>
CD "\lansaimg\My_Private_Folder"
MPUT <<PUT_PRIVATE_FILES>>
........... etc ................
アップロード・スクリプトは静的であることに注意してください。
フォルダーまたはマップ・ドライブの詳細のいずれかを変更した場合、おそらくアップロード・スクリプトを生成し直す必要があります。