統合テクノロジの使用によりインターフェースが1つになるとは限らない

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統合テクノロジの使用によりインターフェースが1つになるとは限らない


コア・ユーザーと臨時ユーザーは基本的に異なったユーザー・インターフェースが必要となります。ですから1つの統合ユーザー・インターフェース・テクノロジを使用すると、ユーザーからの要求も1つだとは限らないのです。

コア・ユーザーと臨時ユーザーに提供されるインターフェースには重要な違いがあります。この違いはユーザーのアプリケーションの使用法の違いに由来します。コア・ユーザーは専門的なインターフェースを要求し、期待します。臨時ユーザーは専門技術の少ない一般的なインターフェースを要求し、期待します。

例えば、課金するアプリケーションに"経費精算の作成"という機能があったとします。

経費精算は経理部の専門家が作成し、一般の会社従業員はそれぞれが申請を行います。(例、販売員、エンジニア、清掃員、など)

どちらのユーザー・グループにも同じ機能のインターフェースを提供するとどうなるでしょうか。経理部は生産性の悪さに不満を訴え、その他の従業員からはインターフェースがわかりにくいと苦情が出るでしょう。