使用のシナリオ:1人の設計者と複数の開発者

Visual LANSA

使用のシナリオ:1人の設計者と複数の開発者


このシナリオは、1人の設計者と複数の開発者によりアプリケーションの実装が行われる場合に適しています。

ステップ

説明

1

設計者はこの開発サイクルで必要なすべてのアプリケーション、ビュー、ビジネス・オブジェクト、フィルター、コマンド・ハンドラーを定義し、プロトタイプ・フレームワークを作成します。フレームワーク定義XMLファイルのコピーが開発者1〜3に送られます。

2

開発者1〜3は、設計者による割り当てに従い、各種のフィルターやコマンド・ハンドラーのコーディング、コンパイル、テストを行います。この作業のため、フレームワーク定義にフィルターやコマンド・ハンドラーをスナップインする必要があります。開発者はフレームワーク・オブジェクトの新規作成を行いません。開発者は既存のオブジェクトの定義を修正しているだけです。

3

割り当てられたフィルターとコマンド・ハンドラーの作業を完了した後、開発者1〜3はマージ・ツールを使用してマージ・リストを作成し、修正したフィルターとコマンド・ハンドラーをこのリストに追加します。マージ・リストは電子メールで設計者に戻されます。

4

設計者はマージ・リストを受信して、修正されたフィルターとコマンド・ハンドラーの定義をフレームワークのマスター・バージョンにマージします。

5

各開発者にはマスター・フレームワーク定義の最新のコピーが配布されます。このコピーには、すべての開発者により完了された作業が反映されています。このマスター・フレームワークの最新のコピーが、この後の作業の基礎となります。

すべてのフィルターとコマンド・ハンドラーが完成するまで、このような開発サイクルが繰り返されます。マスター・フレームワークはプロトタイプから次第に改良され、実装できる状態の完成したアプリケーションができあがります。